auCM「三太郎」シリーズの衣装デザイナー・澤田石和寛が手掛けた『蜜のあわれ』衣装展が開催!デザイン画解禁

二階堂ふみ×大杉漣による文芸ファンタジー『蜜のあわれ』が4月1日より全国公開される。この度、auのCM「三太郎」シリーズや『ライチ光クラブ』、『信長協奏曲』の衣装デザイナー・澤田石和寛が手掛けた、本作の耽美な衣装が並ぶ『蜜のあわれ』衣装展が3月1日より渋谷ヒカリエにて開催されることがわかった。

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徳田秋聲、泉鏡花と並び、金沢三文豪の一人である室生犀星が、晩年に発表した同名小説を映画化した本作。室生犀星自身を想起させる老作家と、彼が愛でる少女の姿に変貌する金魚、老作家への愛を募らせ蘇った幽霊との三角関係を描く文芸ファンタジー。

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本作で二階堂扮する妖艶な金魚であり少女・赤子の衣装を手掛けた澤田石は「金魚の赤子が産み落とされて死んでしまうまで、その時間を追う衣裳です」とコンセプトを明かし、「つまり赤子の成長が衣裳で表現されているのです。袖が伸び、スカートの丈が長くなり、次第に「赤」の面積が増え、朱赤色のシルクオーガンジーから赤黒い二色糸のシフォンへ素材の変化に合わせて「赤」がどんどんと深くなっていく。男性の思考から産まれた女性の『艶めかしさと純情』を赤い色をつかって表現することができたと思います」と解説している。

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また、二階堂の印象について「彼女はこちらの思い描いたイメージに乗り、その上でもっと個性を強くするアイデアを出してくれる素敵な役者です」と絶賛の言葉を贈り、「顔合わせで初めて会ったときにデザイン画をみて、『楽しみにしています』と言っていました。衣裳的には『ポックリがいいと思う』とアイデアが出てきました。『蜜のあわれ』の世界観の中心に立って、赤子を体現してくれたと思います」とコメントした。

『蜜のあわれ』衣装展は3月1日(火)より渋谷ヒカリエにて開催

映画『蜜のあわれ』は4月1日(金)より新宿バルト9他にて全国公開

【CREDIT】
原作:室生犀星「蜜のあわれ」
監督:石井岳龍
出演:二階堂ふみ/大杉漣/真木よう子/韓英恵/上田耕一/渋川清彦/高良健吾/永瀬正敏

©2015『蜜のあわれ』製作委員会

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