90年代後半世界中でオカルトブームを巻き起こした大人気ドラマ『X-ファイル』の公式続編、今夏にリリース予定の『X-ファイル 2016』公開アフレコイベントが23日、都内のスタジオにて行われ、日本語吹替版で声優を務める風間杜夫と戸田恵子が出席した。
完全オリジナルによる6話で構成される最新シリーズは、モルダー役にデイヴィット・ドゥカヴニー、スカリー役にジリアン・アンダーソンが続投する。オリジナル・シリーズの独創的なストーリーをさらに発展させた内容で、物語はモルダーとスカリーが外国人拉致被害事件の容疑者を追うところから始まる。
過去のシリーズでテレビ版吹替声優として人気を博した2人だが、本作で再び吹替を務める風間は「またモルダーの声を演じられるとは思っていなかった。ウキウキした」と喜びを明かし、スカリー役の戸田も「新シリーズが始まっていることをその時に知って、すぐにSNSで調べたらアメリカですごく盛り上がっていた。吹替をしていた当時の記憶がほとんど無いくらい久しぶりだけど、お馴染みのイントロが流れた瞬間に、スーっとX-ファイルの世界に入り込めた」と笑顔をみせた。
また、未確認飛行物体や異星人、オカルト、未確認生物、都市伝説などがテーマとなっている本作。実際に超常現象を体験したことがあるか聞かれた風間は「残念ながらまだ無いけれど、いつでも体験したいし、すでに宇宙人は地球にきていると思っている」と自論を展開。戸田は「きちんと地球に帰してくれるならUFOに召喚されてみたい。中を見学してみたい」と願望を明かし、笑いをとった。
最後に特別予告編の公開アフレコに挑戦。最新シリーズの見どころについて風間は「内容は言えないけれど、全てがバージョンアップしている！」とコメント。戸田も「最後まで観たら、この先どうなるのかもっと謎が深まる。ファンの期待を裏切らない満足感を味わえる」とアピールした。
ドラマ『X-ファイル 2016』は今夏、デジタル配信開始＆ブルーレイ＆DVDリリース予定
