マドンナ、さいとう・たかを、岩井俊二も大絶賛!映画『オマールの壁』に激賞コメント続々

マドンナが自身のInstagramで「この凄い映画を観るべき!」と絶賛した映画『オマールの壁』がついに日本でも4月16日(土)角川シネマ新宿、渋谷アップリンクほか全国順次公開される。その熱の高さは日本の著名人にも伝わり、次々と称賛のコメントが寄せられている。

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「ゴルゴ13」で知られる劇画家のさいとう・たかを は「ただただ感激した!こんなにもリアルなストーリーは私にはきっと描ききれないだろう」と自作で国際政治の裏側を描いてきた彼らしいコメントを寄せて、「淡々と描いているがゆえに、主人公の気持ちが痛いほど伝わってきて胸に迫った」とつづけた。

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18年前にパレスチナを訪れたことのある岩井俊二は、「子供たちは無垢で元気で無類のかわいさだった。思えばあの子たちも、この映画に出て来る主人公の年齢になっているのだ」と自身の経験を踏まえて作品に思いを寄せた。

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『オマールの壁』は、イスラエルに捕えられた青年が突きつけられた究極の選択をめぐって、パレスチナに生きる若者たちの青春を鮮烈に描いた衝撃作。『パラダイス・ナウ』のハニ・アブ・アサドが監督を手がけ、本作で2度目のアカデミー外国語映画賞ノミネートを果たした。

映画『オマールの壁』は2016年4月16日(土)より、角川シネマ新宿、渋谷アップリンクほか全国順次公開

【STORY】
思慮深く真面目なパン職人のオマールは、監視塔からの銃弾を避けながら分離壁をよじのぼっては、壁の向こう側に住む恋人ナディアのもとに通っていた。長く占領状態が続くパレスチナでは、人権も自由もない。オマールはこんな毎日を変えようと仲間と共に立ち上がったが、イスラエル兵殺害容疑で捕えられてしまう。イスラエルの秘密警察より拷問を受け、一生囚われの身になるか仲間を裏切ってスパイになるかの選択を迫られるが…。

【CREDIT】
監督・脚本・製作:ハニ・アブ・アサド(『パラダイス・ナウ』)
出演:アダム・バクリ/ワリード・ズエイター/リーム・リューバニ
アラビア語/ヘブライ語
配給:アップリンク

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