映画『あやしい彼女』初日舞台挨拶が4月1日、都内・新宿ピカデリーにて行われた。この日、主演の多部未華子をはじめ、倍賞美津子、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、小林聡美、水田伸生監督ら豪華キャストが出席した。
本作は、毒舌・皮肉屋・頑固の三拍子が揃う73歳のおばあちゃんが、ある日突然、20歳の姿に若返ってしまったことをきっかけに巻き起こる感動コメディ。監督は『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』などのコメディ映画のヒット作で知られる水田伸生が務める。
73歳のおばあちゃんから20歳に若返る主人公・大島節子を演じる多部。クルクル変わる喜怒哀楽な表情を劇中で披露していたことに「クルクル変わっているのを意識せず演じてました。自然な感じで」とにっこり。水田監督はかねてから多部のコメディエンヌっぷりを絶賛しており、「可愛いところが魅力的。皆さんにもコメディエンヌっぷりを発揮してくださったんですが、多部さんは呼吸が違う。お芝居が間で成り立っていて、それが外れると笑えるものも笑えなくなってしまう。テストも本番もブレずに演じてくれた」と称えていた。
新人アーティストを探す音楽プロデューサー・小林拓人役の要は、「内心ドキドキして怖かったシーンがある」と明かし、「僕高いところ苦手なんですよ！非常に華奢な一本の木にハシゴがついてて、ロープのグライダーみたいなアスレチックで撮影することがあって。それが10mくらいの高さで、ずっと震度3か4くらいで揺れるんです」と高所恐怖症を告白。多部と北村も一緒にいたが「2人はすごい楽しそうだった。僕だけ足がガタガタ震えながら撮影していた」と苦笑いをみせた。
イベントでは、エイプリールフールに公開した本作にちなみ、キャスト陣の“あやしい噂”を検証。最初に“要潤、未来人説”が浮上、東京大学の名誉教授による研究データに基づいた「100年後の日本人の平均顔」が公開。それを見た要は「これ似てないでしょ全然！この似顔絵書いた人間違ってますよ、どういう髪型なんですか」と会場の爆笑を誘った。
また、劇中で20歳の役を演じた多部の“実は20歳説”も浮上。現在27歳の多部だが、顔相学に精通する先生から「エクボができるのは10歳未満の子供から20歳までに多い。27歳であるのは珍しく、頬の張りも若々しく柔らかいため」と解説文が届いた。多部の20歳の頃の成人式の写真が公開され、「顎が成長途中で未発達のため小さく、成人の顔には見えない。骨格的に10代半ばの顔である」との情報も届くと、要は「無礼だね（笑）未発達って」とツッコミ。多部は「顎はそうなんです。下の歯の両犬歯の間に、本来なら4本あるらしいんです。でも私は顎が小さくて3本しか生えてこなかったみたい。なので未発達っちゃ未発達！」と納得の表情をみせていた。
映画 『あやしい彼女』 は全国公開中
【CREDIT】
監督：水田伸生 脚本：吉澤智子
出演：多部未華子／倍賞美津子／要潤／北村匠海／金井克子／志賀廣太郎／小林聡美
配給：松竹 原作映画：「Miss Granny」（CJ E&M CORPORATION）
公式サイト：http://ayakano.jp
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