『殿、利息でござる!』 阿部サダヲが穀田屋十三郎として始球式に登場、宮城県先行公開も決定

映画『殿、利息でござる!』で藩の重い年貢から庶民を救った、実在した人物・穀田屋十三郎を演じる阿部サダヲが、十三郎として250年の時を超え、故郷・宮城で13日に行われたプロ野球「楽天イーグルスVS千葉ロッテ」戦の始球式に登場した。

「殿、利息でござる!」メインカット㈪

磯田道史の著作『無私の日本人』の一編、『穀田屋十三郎』を、『白ゆき姫殺人事件』『予告犯』の中村義洋監督が映画化した本作。今から250年前の江戸中期、仙台藩吉岡宿を舞台に、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために立ち上がった庶民たちの奮闘を描く。

殿、利息でござる!

十三郎として着物姿で登場した阿部は「楽天koboスタジアム宮城にお越しの皆さま、こんにちは!穀田屋十三郎です。私は約250年前の江戸時代、仙台藩・吉岡宿、今でいう大和町に実在した人物です」とあいさつ。「殿様にお金を貸して、その利息で町を救った格好良い男達、9人の男達、9人の男が頑張る…野球でございます!ぼくは野球が大好きでございます!ありがとうございます」と笑いの起こる演説を披露し、「ハラハラドキドキしながら、最後には感動する、そんな映画ができあがりました。是非皆さんご覧ください!」と本作をアピールしていた。

殿、利息でござる!

着物ながら大きく足をあげて投げたボールは、見事ノーバウンドで外角低めに決まった。始球式を無事に終えたホッとした様子で「なんか真っ白な感じでしたね、緊張して。でも嶋さんがとても優しかったです。ナイスピッチング!と言って頂きました!」と笑顔を見せ、「着物ですし上手く投げられないかな、と思っていたのですが、意外とちゃんと投げられました。練習の時より足が上がったのでびっくりしました!ってなんかヒーローインタビューみたいですごく緊張しますね(笑)」と心境を明かしていた。

映画 『殿、利息でござる!』 は5月7日宮城県先行公開/14日より全国ロードショー

【CREDIT】
原作:磯田道史『無私の日本人』所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
監督:中村義洋
出演:阿部サダヲ/瑛太/妻夫木聡/竹内結子/松田龍平 他
配給:松竹  公式HP:www.tono-gozaru.jp

©2016「殿、利息でござる!」製作委員会

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