映画『あやしい彼女』公開記念舞台挨拶が昨日14日、都内・新宿ピカデリーにて行われた。この日、主演の多部未華子、要潤、水田伸生監督が出席した。
本作は、毒舌・皮肉屋・頑固の三拍子が揃う73歳のおばあちゃんが、ある日突然、20歳の姿に若返ってしまったことをきっかけに巻き起こる感動コメディ。監督は『舞妓Haaaan!!!』『謝罪の王様』などのコメディ映画のヒット作で知られる水田伸生が務める。
会場に集まった観客から盛大な拍手で迎えられたキャスト陣。公開から2週間がたった今も各レビューサイト、Twitter等のSNS 上でもたくさんの絶賛コメントが相次いでいることに、要は同級生から「終わってほしくない映画だね」と言われたことを明かした。一方、多部は友人から「観たよー、っていうLINEはもらったが感想は特に貰っていない」と苦笑い。すかさず要が「自分主役の作品でなかなか聞くのはちょっと照れくさいですよね」とフォローしていた。
Twitterからの感想で「水田監督の演出が好きなので作品を見たが期待以上に面白かった!」との感想が発表されると、水田監督は「私の作品が好きという割には、期待が低かったのが気になる」とツッコミ、会場から笑いがおこった。また、本作で多部が披露している歌唱シーンについて話が及ぶと、多部は「お芝居は自分でテンポが作れるが歌はリズムに乗っからないとできない。感情を意識することを一番大事にした」と女優ならではのコメント。
また、Twitterで募集されたキャスト達への質問のコーナーでは、「20歳ではなく、朝起きたら73歳になっていたら?」との質問に対して、要は「とりあえず現場に行って見てもらいたい」と言うと、水田監督も「20歳より73歳になった方が近い、普通に現場いきますよ」と冷静なコメントで会場を笑わせると、多部は「1日だけなら家にいます」としながらも「とりあえず、写メで自撮りして『やばくない?』とLINEしますね」と妄想を膨らませていた。
さらに、4月14日のこの日は感謝の気持ちを伝える“オレンジデー”。劇場に集まったファンへ、飴のサプライズプレゼントが実施された。最初は舞台から投げていた3人であったが、後方席からのリクエストが起こると舞台を降り、直接、観客へ飴を渡すサービスっぷりに会場は大いに盛り上がった。
映画『あやしい彼女』は大ヒット公開中
【CREDIT】
監督:水田伸生 脚本:吉澤智子
出演: 多部未華子 /倍賞美津子/要潤/北村匠海/金井克子/志賀廣太郎/小林聡美
配給:松竹 原作映画:「Miss Granny」(CJ E&M CORPORATION)
公式サイト:http://ayakano.jp
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