「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」にて映画『任侠野郎』レッドカーペット&舞台挨拶が行われた。主演の蛭子能活をはじめ、橋本マナミ、千鳥・大悟、 徳永清考監督、高畑正和プロデューサーがイベントに出席した。
日本テレビ放送網と吉本興業が共同制作した本作は、かつて関東一円に名を轟かせた小里組の元若頭・柴田源治が、過去と決別すべく奮闘する任侠映画。クレープ屋をひっそりと営む元若頭・柴田源治に長編映画初主演の蛭子を迎え、柳楽優弥、トリンドル玲奈、安田顕ら豪華キャストが共演する。
沖縄県那覇・国際通りを封鎖したレッドカーペットイベントでは、99組約850 人のゲストがドレスアップした姿で沿道のファンからの声援に応えた。『任侠野郎』キャスト陣は和気あいあいとした雰囲気でレッドカーペットを闊歩。 蛭子は、セクシーなドレス姿の橋本に「ムラムラする」とため息をこぼすなど緊張を様子など全く見せないマイペースぶり。また、レッドカーペットは2度目となる橋本は「普段お子さんと触れ合う機会ってないのですが、『サインちょうだい』と言ってもらえて嬉しかった」と笑顔を見せていた。
舞台挨拶で主演の蛭子は「映画主演とかするタイプじゃないのに依頼が来た からやりましたけど、ほんとに申し訳ないと思っています」と自虐的な発言で笑いをとっていた。 そんな蛭子の役柄について橋本は「蛭子さんが主役と聞いてどんな映画になるんだろうと想像が出来なかったんですけど、めちゃくちゃかっこよくなかったですか?」と絶賛すると、蛭子は大照れ。
劇中の演技について蛭子は「自分では考えず、監督の言う通りにしていました。 仕事でもどこでも上の人の言う通り、TVでもプロデューサーの言う通りです」と蛭子らしいコメント。徳永監督は「役作りも何も、蛭子さんは自分の役名すら覚えていなかったんですよ」と苦い思い出を暴露。さらに、「セリフは一生懸命覚えました、だからあんまりトチってないですよね」と返答する蛭子に対し、徳永監督は「現場に台本持ってきたのは蛭子さんだけです!」とタジタジな様子を見せた。
また、アクションシーンはすべて自身が演じきったという蛭子。高倉健の演技を目指していたようで「もっとハードなエッチなシーンがあってもよかったんじゃないかな」と自信満々に語り、会場を沸かせていた。
映画 『任侠野郎』 は6月4日より全国順次公開
【CREDIT】
監督:徳永清孝 脚本:福田雄一
出演:蛭子能収、柳楽優弥、トリンドル玲奈、安田顕、大谷亮介、中尾明慶、やべきょうすけ、橋本マナミ、北原里英、大悟、橘ケンチ/佐藤二朗
制作:日本テレビ放送網株式会社 KATSU-do 配給:KATSU-do
公式HP:http://ninkyo-yaro.com/
©2016『任侠野郎』製作委員会