『モヒカン故郷に帰る』 第18回ウディネ映画祭にて批評家賞&ブロンズ観客賞の2冠達成、『おくりびと』『告白』以来5年ぶりの快挙

第18回ウディネ・ファーイースト映画祭にて映画『モヒカン故郷に帰る』がブラック・ドラゴン賞(批評家賞)&ブロンズ・マルベリー賞(観客賞3位)に輝いた。主演の松田龍平と沖田修一監督が喜びを明かした。

モヒカン故郷に帰る

本作は、結婚報告を機に7年ぶりに故郷・広島に帰省した、モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマンが、ガンが発覚した頑固親父の願いを叶えるべく奮闘する悲喜こもごも溢れるホームドラマ。

モヒカン故郷に帰る

沖田修一監督作品はこれまで、2012年『キツツキと雨』、2013年『横道世之介』、2014年『滝を見にいく』と3本が上映されてきており、今年で4作品目のノミネート。批評家賞のブラック・ドラゴン賞と観客賞3位のブロンズ・マルベリー賞の2冠受賞は、第11回『おくりびと』(ブラック・ドラゴン賞&ゴールデン・マルベリー賞)、第13回『告白』(ブラック・ドラゴン賞&マイムービーズ観客賞)以来、5年ぶり3作品目の快挙に。

モヒカン故郷に帰る

授賞式で沖田監督は「本当にこの映画を選んでくださってありがとうございます。松田さんとこの舞台に立ててとても嬉しく思っています。松田さんありがとう、みなさん、ありがとうございます!」と喜びの笑みをこぼした。続いて松田は「グランデ!タンテ・グラッツェ!僕も沖田さんの映画が大好きで、沖田さんに感謝の意を示したいと思います。ありがとうございます」と沖田監督とともに喜びを分かち合っていた。

受賞後のインタビューで沖田監督は「ありがとうございます。映画祭の上映でたくさん拍手を頂いて、それだけで十分だと思っていたのに賞まで頂いてしかも二つも! 松田さんと1個ずつ持てるのがとても嬉しく思います」と答え、松田も「沖田さんと僕で一つずつ持てることが幸せです、ありがとうございます」と興奮の表情を見せ、「また沖田さんと作品を作りたいです!」と意欲をのぞかせた。

映画『モヒカン故郷に帰る』は全国公開中

【CREDIT】
監督・脚本:沖田修一『南極料理人』『横道世之介』
出演:松田龍平/柄本明/前田敦子/もたいまさこ/千葉雄大
配給:テアトル新宿 公式サイト:mohican-movie.jp

©2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会

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