ティム・バートン製作×ジョニー・デップ主演『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のワールドプレミアが現地時間5月10日、英国・ロンドンのレスタースクエアにて開催された。主演のジョニー・デップをはじめ、ティム・バートン、ミア・ワシコウスカ、サシャ・バロン・コーエン、ジェームズ・ボビン監督が出席した。
本作は、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡るアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。チェシャ猫や“赤”と“白”の女王といった人気キャラクター達の幼年期の驚くべき<秘密>も明らかになる。大人の女性へと成長した主人公・アリスを演じるミア・ワシコウスカはじめ、マッドハッターのジョニー・デップ、白の女王のアン・ハサウェイ、赤の女王のヘレナ・ボナム=カーターら豪華キャスト陣が再集結する。
会場内は、今作のキーワードである<時間>をイメージし、50個以上の時計オーナメントが至る所で宙を舞うワンダーランドの世界観を表現した舞台が、ロンドンの真ん中に出現。
鮮やかなブルーカーペットに登場したジョニーは、「再びマッドハッタ―を演じられてとにかく素晴らしい気分だよ。またミアと共演できたこと、ティムとジェームズ・ボビンの素晴らしいコラボ作品に出演できることがラッキーだと思うんだ。多くの俳優陣とは何度も一緒に仕事していることもあり、家族と再会するような気持ちだよ」と笑顔。「こんなに大勢のファンに囲まれて、死にそうなくらいにドキドキしている」とコメントを寄せ、熱狂的な案で埋め尽くされた会場を丁寧にファンサービスしながら歩いた。
アリスのトレードマークである金髪ロングから、ボーイッシュなベリーショート、背中と胸元のざっくり開いたシャンパングリーンのセクシーなドレスで登場したミアは「ジョニーはとても素敵な方で、共演できることをいつも光栄に思います。今回の作品で彼と一緒に多くのことを体験できて、とても楽しかったわ」と充実感をのぞかせた。
ティムは「ストーリーは前作の数年後のアリスの姿から始まり、またワンダーランドへの旅に戻るところからはじまるんだ。サシャ・バロン・コーエンだったり、新しいキャストや要素が加わっているから、新しい一面も見られるよ」とアピールし、メガホンを取るボビン監督も「一番受け取ってもらいたいメッセージは『タイム(時間)』についてだね。もし我々が時間の捉え方を変えたら、我々の人生はもっと満たさるし、後悔もなくなるんだよ。過去は変えることはできないけど、そのことから学ぶことはできるからね」と今作のテーマを明かした。
映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日(金)より全国ロードショー
【CREDIT】
製作:ティム・バートン 監督:ジェームズ・ボビン
出演:ジョニー・デップ/アン・ハサウェイ/ミア・ワシコウスカ/ヘレナ・ボナム=カーター
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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