映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』大ヒット舞台挨拶イベントが10日、都内・ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、アン・ハサウェイ扮する白の女王の声を演じた深田恭子、ヘレナ・ボナム=カーター扮する赤の女王の声を演じた朴璐美(パク・ロミ)、白赤の女王の子供時代の声を演じた内藤穂之香、石井晏璃がそれぞれの女王をイメージした衣装で登場した。
上映直後、興奮冷めやらぬ雰囲気に包まれた会場の中、深田は「ワンダーランドに6年ぶりに帰ってきた!ということが嬉しく、また白の女王の声を演じさせていただきとても嬉しく思います。この6年間、自分が培ってきた力を生かせればと、挑戦させていただきました」とワンダーランドとの再会に喜びの表情を見せた。続けて「プライベートでは、実は姉の立場なのですが、妹が何か悪いことをした時には、必ず連帯責任として怒られていたので、実生活では『妹ってズルい!』と思う瞬間もありました(笑)ただ6歳離れた妹なので、ケンカはなくとても仲良しな姉妹です」とプライベートな一面をのぞかせた。
朴は「前作で赤の女王を演じた時も、音信不通の人から連絡がきたりと反響が多い役でした。6年ぶりに赤の女王の声を担当させて頂き、また『打ち首じゃー!』(赤の女王のお馴染みのセリフ)が言えることを嬉しく思います(笑)」と笑い交じりに語り、「深田さんとは逆に、プライベートは妹の立場で3歳上の姉がいます。いつもケンカばかりしていて激しい姉妹でした(笑)。悪いことをすると姉のせいにして、逃げ回ることが多かったですね(笑)白赤の女王のわだかまりが解けていくシーンはすごく好きなシーンです。映画の中にあるシーンだけど私自身も、皆さん自身も同じ経験があるんじゃないかな」と意外にもやんちゃな子供時代を過ごしていた朴は、自らもすごく共感できる役柄であったと振り返った。
また、白の女王の子供時代の声を担当した内藤は「学校でも、友達がすぐに『観たよ!』と気付いてくれて嬉しかったです!(石井と)2人で一緒にアフレコ撮りをしていたので、動きに合わせてセリフを言うタイミングはすごく難しかったです」とコメント。同じく赤の女王の子供時代の声を担当した石井晏璃は「学校では、『あのアリスに出られるなんてすごい!』と友達から言われました!実は一人っ子なので、普段なかなか強くケンカをしたりしません(笑)私がセリフを強く言わないとケンカにならないのでそこは苦労しました」と笑顔で語った。
イベントの最後には、今作でアリスがワンダーランドへ舞い戻る入口となった<鏡>にかけ、縁起よく、≪鏡割り≫が行われた。最後に深田は「今作の姉妹のシーンはもちろん、ワンダーランドの住人たちの過去や深い人間味が詰まった作品です。ぜひ家族で、姉妹で、観てほしい作品です」とアピールした。
本作は、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間を遡るアリスの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。チェシャ猫や“赤”と“白”の女王といった人気キャラクター達の幼年期の驚くべき<秘密>も明らかになる。
映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は大ヒット公開中
【CREDIT】
製作:ティム・バートン 監督:ジェームズ・ボビン
出演:ジョニー・デップ/アン・ハサウェイ/ミア・ワシコウスカ/ヘレナ・ボナム=カーター
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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