『凶悪』の白石和彌監督最新作『日本で一番悪い奴ら』が6月25日より全国公開される。この度、6月22日(現地日程)より開催の第15回ニューヨーク・アジア映画祭にて本作のオープニング上映(インターナショナルプレミア)が決定。主演の綾野剛が、これからの世界的な活躍を期待する俳優に贈られるライジング・スター賞を受賞することが明らかとなった。
本作は、実際に起こった日本警察史上最大の不祥事を描く衝撃作。綾野剛演じる新米刑事・諸星要一が、捜査協力者で“S”と呼ばれる裏社会のスパイとともに悪事に手を染めていく。
「日本警察史上、最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をベースにした本作。「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく北海道警察の刑事・諸星の26年間を演じる綾野。裏社会のスパイとして捜査に協力者するSのメンバーを、中村獅童、YOUNG DAIS、お笑い芸人デニスの植野行雄らが演じる。
ニューヨーク・アジア映画祭は、今年で開催15回目。今回、綾野が受賞するライジング・スター賞は、過去に『ミロクローゼ』(11)の山田孝之、『モテキ』(12)の長澤まさみ、『私の男』(14)の二階堂ふみ、『さよなら歌舞伎町』『TOKYO TRIBE』(15)の染谷将太が受賞しており、今年で3年連続の受賞となる。ニューヨークのリンカーン・センターで行われるオープニング上映には白石和彌監督が、授賞式には綾野剛が参加する予定。
映画『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土)より全国ロードショー
【CREDIT】
原作:稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)
監督:白石和彌
出演:綾野剛
/中村獅童/YOUNG DAIS/植野行雄(デニス)/ピエール瀧 ほか
配給:東映・日活 公式HP:www.nichiwaru.com
© 2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会