『任侠野郎』蛭子能活×大悟がにらみ合い対決 「蛭子さんこの距離で見るとおばあちゃん！！」

自身初の主演映画の公開を迎えた蛭子。主演を務めたことについて「他人(出演者)に悪いなあって思った」と本音が飛び出し、会場から笑いが。本作で殺陣にも挑戦しており「昔、大好きな高倉健さんの任侠映画をオー ルナイトで見たことがあって、健さんをイメージしながらやったんです。また チャレンジしたいですよ」と、今後の俳優活動にも前向きな様子。

一方、蛭子との初共演に中尾が「今まで共演した中で、こんなにセリフを覚えてこない役者さん初めてですよ。覚えてないわけじゃないんですよ 、本番になると『あれ？』って忘れちゃうんですよ 。蛭子さんが自分の役名を忘れちゃったときはビックリしました (笑)」と撮影秘話を暴露した。

本作品で正岡組・組長の娘で、亡き父親の後を継ぎ組長となって奮闘する正岡時子を演じたトリンドルは「最初蛭子さんの娘役と聞いていたんですが、衣装合わせにいったら組長の娘役でした(笑)」と告白。組を背負って立つ貫禄のある演技に、キャスト陣から絶賛を浴び「気合でがんばりました！」と女優魂を見せた。

榊組・組長の愛人役を演じた北原と、謎の風俗嬢を演じた橋本。お色気担当として硬派な任侠映画に華を添えた北原は「世間一般的に 、愛人といえば橋本さんじゃないですか。でも本作で私が愛人役を演じているので、北原イコール愛人と思っていただけたらいいなと思います！」と自信をのぞかせた。

一方、蛭子演じる柴田源治の若かりし頃を演じた大悟は「自分と蛭子さんが同一人物って、源治の20年間に何があったんだって思っちゃいますよ。蛭子さんをあまり意識せず、自分なりの源治を演じた」とコメント。劇中で鋭い眼光が特徴的な2人の源治に、急遽「大悟vs蛭子にらみ合い対決」が勃発。近距離でじりじりとにらみを効かせる蛭子を見た大悟が「蛭子さんこの距離で見るとおばあちゃん！！」とツッコミ、会場は爆笑の渦に包まれた。