『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』で知られるアニメーション映画監督・新海誠の最新作『君の名は。』が、ロサンゼルスで行われる「Anime Expo 2016」で特別上映作品として世界初上映されることが決定した。
千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本を舞台に、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。世界の違う二人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを圧倒的な映像美とスケールで描く。三葉が夢の中で見た男の子・瀧を神木隆之介、自らの運命に翻弄されていくヒロイン・三葉を上白石萌音がそれぞれ演じる。『千と千尋の神隠し』など数多くのスタジオジブリ作品を手掛けた安藤雅司が作画監督を務め、『心が叫びたがってるんだ。』のアニメーター・田中将賀がキャラクターデザインを担当する。
神木は「作品に関わらせていただいた者として誇りに思います。新海監督の作品は唯一無二の作品ばかりです。『君の名は。』はその最高傑作です。世界中の方々が必ず美しいと感じる素敵な物語になっています。世界がこの作品に恋をするでしょう」と喜びのコメントを寄せている。
7月1日より4日間にわたって開催される「Anime Expo」は北米最大のアニメ・コンベンションとして有名で、1992年から開催され、今回で25年目を迎える。『君の名は。』ワールドプレミアは、現地時間7月3日に開催。新海誠作品はこれまで2013年に『言の葉の庭』が上映され、現地のファンを熱狂させた。その新海監督最新作の世界初上映という事もあり、3000人以上を収容するホールで上映。今回の「Anime Expo」のプログラムとしては、唯一のワールドプレミアとして開催される。
映画『君の名は。』は8月26日より全国東宝系にて公開
【CREDIT】
原作・監督・脚本:新海誠
作画監督:安藤雅司 キャラクターデザイン:田中将賀
音楽:RADWIMPS
声の出演:神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子ほか
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム 配給:東宝
©2016「君の名は。」製作委員会