脱出スリラー『コロニア』 エマ・ワトソンが重労働に苦しむ劇中カット解禁

『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン主演最新作、トロント国際映画祭ほか多くの映画祭で話題を呼んだ『コロニア』が9月17日より全国公開される。この度、日本版ポスタービジュアル、劇中カットが解禁となった。

コロニア

本作は1973年のチリを舞台に、脱出不可能の拷問施設“コロニア・ディグニダ”に囚われた恋人ダニエルを救うため潜入した女性レナの戦いを描く脱出スリラー。ヒロインのレナをワトソン、恋人を『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュールが演じる。2人を精神的に、肉体的に追い詰める教皇パウル・シェーファーを「ミレニアム」シリーズで知られるミカエル・ニクヴィストが怪演する。

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解禁されたポスタービジュアルは、暗闇のなかに浮かび上がるワトソン演じる主人公・レナの凛とした姿と、観るものを射抜く強い意志を感じる視線が印象的なものに。レナが潜入していくコロニア内では教皇・シェーファーの暴力による統率が横行し、重労働を課される歴史背景を史実に再現している描写があるため、撮影も過酷を極めたという。

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ワトソンは「泥だらけ、傷だらけで、びしょ濡れになるなんて、脚本だけではわからなかった(笑)精神的に大変だったけど、やりがいがありました」と語っており「自分の意志で」暗黒のコロニアに飛び込んでいくバイタリティあふれる女性を演じきっている。また、異様なまでの迫力で恋人たちを追い詰める教皇シェーファーを演じたニクヴィストの姿を捉えた劇中カットも解禁。暴力と優しい言葉を巧みに使い分け、冷静に人々を統率していく。

映画『コロニア』は9月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

【CREDIT】
出演:エマ・ワトソン、ダニエル・ブリュール、ミカエル・ニクヴィストほか
監督:フロリアン・ガレンベルガー

©2015 MAJESTIC FILMPRODUKTION GMBH/IRIS PRODUCTIONS S.A./RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH/REZO PRODUCTIONS S.A.R.L./FRED FILMS COLONIA LTD.

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