堤幸彦監督×中村勘九郎主演の『真田十勇士』が9月22日より全国公開される。この度、本作の主題歌を松任谷由実が歌うことが明らかとなり、その主題歌入り予告編が解禁となった。
豊臣・徳川の最後の決戦“大坂の陣”から400年となる2014年、大ヒットを記録した舞台「真田十勇士」を、同作品の演出を手がけた奇才・堤幸彦監督により映画化。天下統一を目の前にした徳川家康と「豊臣の世を再び！」と復権を狙う豊臣家の対立が深まっていた戦国の世を舞台に、天下の名将と名高い真田幸村の隠れた“ヘタレっぷり” をサポートすべく立ち上がった抜け忍・猿飛佐助を筆頭に、一癖も二癖もある十人の勇士たちの活躍を描く。
本作の主人公で、”歴史を変える大嘘”で真田幸村を天下一の武将に仕立て上げる【真田十勇士】の中心的存在・猿飛佐助を演じる中村勘九郎をはじめ、実力派忍者・霧隠才蔵役に松坂桃李、佐助と才蔵の幼馴染で、才蔵に対して密かな感情を抱きながらも女忍びとして彼らの命を狙う“くノ一”火垂役に大島優子ほか、永山絢斗、加藤和樹、伊武雅刀、加藤雅也、大竹しのぶらが脇を固める。
『風立ちぬ』や『リトルプリンス 星の王子さまと私』など、これまで15本の映画作品で楽曲を担当してきた松任谷が、本作で初の時代劇主題歌を担当する。本作のために書き下ろした主題歌「残火（のこりび）」について松任谷は「鬱蒼とした心の戦さの只中で、激しい雨を待つような、それが唯一の希望の火、誰かに会いたい！という強烈な願いを歌にしました」と語り、「監督、役者さん達、そして遥か時を超えた歴史上の人物達にも共鳴してもらえると思っています」と喜びのコメントを寄せた。
堤監督は、今回の主題歌決定に「ありがとうございます！！の一言です。1973年から聞かせていただいていて、『いつもそこにある心のオアシス』だったので、光栄というかもったいないというか。まさに盆暮れ正月いっぺんに来たような気持ちです。恐悦至極に存じます」と感謝を述べ、「波瀾万丈、あっと驚くストーリー、最高のキャスティング、圧倒的VFX、巨大なセット、、、今、出来る事を全てやり尽くした活劇ですが、松任谷さんの曲が加わる事で上映が終わるまで、さらにゴージャスで贅沢な時間になったと思います」と本作への自信をのぞかせた。
映画『真田十勇士』は9月22日より全国公開
【CREDIT】
監督：堤幸彦 脚本：マキノノゾミ、鈴木哲也
出演：中村勘九郎、松坂桃李、大島優子／永山絢斗、高橋光臣、駿河太郎、村井良大、荒井敦史、望月歩、青木健、石垣佑磨、加藤和樹、伊武雅刀、佐藤二朗、野添義弘／松平健（特別出演）、加藤雅也、大竹しのぶ
配給：松竹・日活
©2016『真田十勇士』製作委員会
