映画『ターザン:REBORN』ジャパンプレミアが20日、都内・ディファ有明にて行われ、主演のアレクサンダー・スカルスガルドの声を担当する桐谷健太が出席。公開日の7月30日が正式に「ターザンの日」と認定された記念に、『星になった少年』のモデルになったアジアゾウ、ランディが祝福に駆けつけた。
エドガー・ライス・バローズの名作小説「ターザン」を、『ハリー・ポッター』シリーズを手掛けたデイヴィッド・イエーツが新たに生まれ変わらせた本作。英国ロンドンを舞台に、愛するジェーンと結ばれたターザンが、政府の暗躍により危険にさらされた妻と故郷を守るべく奔走する姿を描く。
黒のスーツで登場した桐谷は、「たまには和服以外も」と観客を沸かせ、先月米・ロサンゼルスにて行われたL.Aプレミアに出席したことに、「カメラマンさん物凄い数いて、その中にバーっと出た瞬間『誰!?出てた?』って感じで。でもそこで、誰よりもターザンのポーズを決めて『アイム ジャパニーズ・ターザン!』って言いまくってたら、どんどん撮り出して、海外のネットに載るぐらいだった。すごい嬉しかったですね」と現地での反響を明かした。続けて、「アンジェリーナ・ジョリーのお父さんも『彼は誰だ!?』、なんであんな目立ってんねんみたいな(笑)びっくりしたんでしょうね!自分のノリとちょっと合うなと思って、英語がしゃべれるようになったら(海外進出も)夢じゃないなって感覚もありました」と意欲をのぞかせた。
一方、今回が吹替初挑戦ということに「動物的な感覚でいけたらいいなぁ思って、まっさらな状態で臨みました」と振り返り、出来上がった作品を観て「よかったんですよ〜!アレックス(アレクサンダー・スカルスガルド)の顔がどんどん自分に見えてきて、鏡見ても『なんか俺、アレックス!』みたいな(笑)」と管区悪を笑わせた。さらに、「おかげで壮大なアクションとかにも集中できましたし、本当にアレックスの声と自分の声の感じが、自分で言うのもなんですがハマった感じがあったので、意識せず楽しんでもらえると思います」と自信をのぞかせた。
また、本作の公開日7月30日が、一般社団法人 日本記念日協会によって正式に「ターザンの日」と認定されたことが発表。その記念日認定のお祝いに駆けつけたランディと、ターザンのように無邪気に絡む桐谷は「ランディは女の子ですごく優しいんです。俺のこと好きやねん、むちゃくちゃ」と笑顔を見せ、生まれ年が同じで36歳という共通点に「もしかしたら同じクラスになってたかもしれない。サッカー部入ってぜひキーパーやってほしい」と観客を沸かせた。イベント終盤には、ランディから桐谷へ認定証が授与され、フォトセッションではランディに股がり「ターザン:REBORN!」と雄叫びをあげていた。
映画『ターザン:REBORN』は7月30日より新宿ピカデリー他2D/3D全国公開
【CREDIT】
監督:デイヴィッド・イェーツ
キャスト:アレクサンダー・スカルスガルド、マーゴット・ロビー、サミュエル・L・ジャクソン/クリストフ・ヴァルツ
原題:The Legend of TARZAN
©2016 EDGAR RICE BURROUGHS, INC., WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC.