エマ・ワトソン主演 『コロニア』予告、残党ナチスが潜む脱出不可能な極秘要塞の史実を描く

『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン主演最新作、トロント国際映画祭ほか多くの映画祭で話題を呼んだ『コロニア』が9月17日より全国公開される。この度、日本版予告が解禁となった。

コロニア

本作は1973年のチリを舞台に、脱出不可能の拷問施設“コロニア・ディグニダ”に囚われた恋人ダニエルを救うため潜入した女性レナの戦いを描く脱出スリラー。ヒロインのレナをワトソン、恋人を『ラッシュ/プライドと友情』のダニエル・ブリュールが演じる。2人を精神的に、肉体的に追い詰める教皇パウル・シェーファーを「ミレニアム」シリーズで知られるミカエル・ニクヴィストが怪演する。

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解禁された予告編では、エマ・ワトソン演じるレナが、不穏な空気漂う拷問施設コロニア・ディグニダを統率する教皇、パウル・シェーファーの狂気に直面するさまがスリリングに映し出されている。

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本作でミカエル・ニクヴィストが扮する教皇、パウル・シェーファーは実在した人物で、少年虐待の罪で南米・チリに逃れ、ドイツ人コミュニティを作ったのが「コロニア・ディグニダ」の始まり。その後ピノチェト独裁政権下では拷問施設、武器庫、なかには人体実験も行われていた人権無視の恐るべき施設として裏の顔をもつ。パウル・シェーファーが亡くなったのは2010年のこと。本作制作時には、綿密な調査のもと、実際のコロニアの住人だった人々にも取材を敢行しており、映画の中にはパウル・シェーファー本人の言葉もセリフとして織り込まれている。

映画『コロニア』は9月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

【CREDIT】
出演:エマ・ワトソン、ダニエル・ブリュール、ミカエル・ニクヴィストほか
監督:フロリアン・ガレンベルガー

©2015 MAJESTIC FILMPRODUKTION GMBH/IRIS PRODUCTIONS S.A./RAT PACK FILMPRODUKTION GMBH/REZO PRODUCTIONS S.A.R.L./FRED FILMS COLONIA LTD.

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