映画『ルドルフとイッパイアッテナ』ねこ好き限定試写会が24日、都内・スペースFS汐留にて行われ、黒猫ルドルフ役の井上真央、トラ模様のボス猫イッパイアッテナ役の鈴木亮平が出席した。
本作は、大好きな飼い主と突然はなればなれになってしまった黒猫のルドルフと、東京で最も恐れられている大きなボス猫・イッパイアッテナの冒険を描く。監督は「劇場版ポケットモンスター」シリーズの湯山邦彦と、全米で人気を博した3DCGアニメ「パックワールド」の榊原幹典が務め、脚本を『映画 妖怪ウォッチ』の加藤陽一が担当する。
ねこ好きが集まる会場に登場した井上は「なかなか“ねこ好き試写会”なんてないと思うので、みなさんと愛しい猫を語り合いながら、楽しい時間にしましょう」とあいさつし、鈴木も「ねこ好きの皆さん、こにゃにゃちわ〜!」と登場し、会場を沸かせた。本作について井上は「毛並みとか、個人的には歩くときの“ペタっペタっ”という足音が好きですね」と笑顔。鈴木は「CGアニメなのでカメラがすごく動くんですが、全部猫の目線で作られていて、『猫ってこういう風に世界を見てるんだ』っていうのを感じられる。おすすめです!」とアピールした。
また、猫の魅力について聞かれた鈴木は「ツンデレなところ。わりと『え!?興味ないのかな?』って不安にさせられたり、『遊ぼうよ!』って時に来なくて。でもテレビとか観てたらいつの間にか寄ってくる。どっちなんだいっていう感じに男心がくすぐられますね!」と明かした。井上は「こちらの思うようにいかないところがある。自立してて手はかからないんですが、もうちょっと一緒にいて欲しい時にスッといなくなっちゃったりするところが可愛いなと思いますね」と語り、「仕草も可愛くて、子供の頃のおっぱいを吸う仕草がまだ残ってて、マッサージみたいに腕をぐっと押すんです。キュンとしますね」と猫好きならではの魅力に、観客から共感を得ていた。
そんな井上の猫愛に対して、鈴木は「井上さんは猫飼ったことがあって、僕が飼ったことないからって、ずっと僕を猫嫌いのキャラにしたてようと画策してるんです!」と暴露。井上が「実はね、嫌いなんです」と追い打ちをかけると、「ちょっとSっ気があるんだよなぁ…僕猫嫌いじゃないです!大好きです!僕は猫です!」とタジタジな様子だった。
イベントでは、猫好きファン厳選の本編胸キュンシーンを鑑賞。ルドルフが伸びをするシーンや、イッパイアッテナが雪の日に寒がるシーンなどが選ばれた。中でも4歳の女の子から「ルドルフのピンクのお耳が可愛かった」という感想を受け、「ベスト・オブ・ピンク」のシーンを抜粋。桜の花びらとじゃれ合うルドルフの姿に、井上は「桜よりピンク!可愛い〜」と癒されていた様子を見せた。
また、本編に登場するキャラクターの性格にちなんだ「猫占い」も実施。「楽天的で自立心旺盛。自信家で生粋のファイターで、なんでも自力で乗り越えていく。器も大きく、苦労した経験から人の痛みもよくわかり、慈愛の心に満ち溢れた性格」「一本気で豪傑なトラ猫・イッパイアッテナ タイプ」という結果を受けた井上は「ルドかなと思っていた(笑)リーダータイプかどうかはわからないですが」と語ると、鈴木は「真央ちゃんは意外と男気があるタイプ。成長に一番必要なものは“苦労”って言ってました。僕年上だけど、芸能界ではだいぶ先輩ですから、よくイジってくるんです。そういうところもイッパイアッテナ、井上師匠です!」と褒めちぎった。
一方、鈴木の結果は「欲しいものがあるときは異常なまでの集中力を発揮。陰で愚直なまでの努力をするが、それが認められると180度変わってお調子者に。正直でまっすぐな人柄で、楽天家と現実主義という不可思議な性格を持ち合わせている」「熱き魂を内に秘めた黒猫・ルドルフ タイプ」とのこと。鈴木は「若干暑苦しいところはある(笑)確かに、ボスとして引っ張っていくタイプではない気もします。好奇心旺盛なところもありますし、素直に勉強するタイプ」と笑顔を見せていた。
映画『ルドルフとイッパイアッテナ』は8月6日より全国公開
【CREDIT】
出演:井上真央、鈴木亮平、八嶋智人、古田新太
原作:「ルドルフとイッパイアッテナ」(斉藤洋・作)
監督:湯山邦彦・榊原幹典 脚本:加藤陽一
製作:2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会
配給:東宝 公式サイト:http://www.rudolf-ippaiattena.com/