『シン・ゴジラ』 長谷川博己、“ポケモンGO”より「ゴジラを一緒に追いかけて」と猛アピール!

映画『シン・ゴジラ』ワールドプレミア レッドカーペットイベントが25日、都内・新宿歌舞伎町セントラルロード改め、ゴジラロード(TOHOシネマズ新宿前)にて行われた。この日、主演の長谷川博己をはじめ、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、松尾論、市川実日子、大杉漣、塚本晋也、庵野秀明(脚本・編集・総監督)、樋口真嗣(監督・特技監督)、尾上克郎(准監督・特技統括)ら豪華キャストが出席した。

シン・ゴジラ

東宝が12年ぶりに製作する「ゴジラ」シリーズ最新作は、主演の長谷川博己をはじめ、竹野内豊、石原さとみら日本映画界を代表する328人ものオールスターキャストが出演する。シリーズ初のフルCGで描かれるゴジラは、史上最大となる体長118.5メートルのスケールはもちろん、我々の想像を遥かに超える最強の完全生物として、“大いなる恐怖”を持ってスクリーンで暴れる。

シン・ゴジラ
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映画に登場するゴジラの体長と同じ長さ、118.5mのレッドカーペットを闊歩し、約1時間にわたってファンサービスを行ったキャスト陣。内閣官房副長官・矢口蘭堂を演じる長谷川は、あまりの熱狂っぷりに「なんだか自分がトム・クルーズになったような気分です。皆さんの期待を肌で感じることができました」と喜び。さらに、「公開まであと4日。ポケットに入るモンスターを追いかけるのもいいですが、今年の夏は史上最大のモンスター、ゴジラを一緒に追いかけていきたい」と話題の“ポケモンGO”にちなんでアピールすると、会場からは笑いと拍手が沸き起こっていた。

シン・ゴジラ

内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹 役の竹野内は「ゴジラに対して、もしかしたら世の女性の方は勘違いをしているんじゃないかと。本作は男性のための作品と思われがちですが、女性が友達を誘って一緒に観に行っても十分楽しめる作品になっています。ぜひご期待ください」とメッセージ。一方、米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースンを演じる石原は「公開まであと4日です!本当に感想がすごく楽しみで、観る方それぞれの経験とか知識、どれくらいいろんなことに興味を持っているかで全然違う感想になる作品だと思います」と笑顔。続けて「2016年上半期は、日本にとって歴史的な年になったと思います。一人一人“ゴジラとは何なのか”ということを一緒に考えながら観ていただきたいです」と語った。

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また、内閣官房副長官秘書官・志村祐介 役の高良は「ニッポンが世界に誇るゴジラ。今だからこそ伝わるメッセージがたくさんあって、そういう作品に出させていただけて嬉しかったです。『ゴジラvs人間』という部分が描かれていますが、『人間vs人間』というドラマもあります。ぜひ楽しんでください」と感慨深く語った。

脚本・編集・総監督を務めた庵野は「公開を楽しみにしてくださってありがとうございます。東宝にしては珍しいくらい、いろんなことを(公開まで)秘密にしてますが、本当に純粋に先入観なく観ていただきたいと思っています」と心境を明かした。庵野とタッグを組む監督・特技監督の樋口は「庵野秀明とは30年以上の付き合い。彼はアニメで僕は特撮の道を歩んできましたが、一緒にものを作るのは本当に久しぶりです。いろいろ喋りたくて仕方ないんですが、本当に素晴らしいものになっています!」とコメントした。

シン・ゴジラ

イベントでは、新宿歌舞伎町の「セントラルロード」が正式に「ゴジラロード」と命名された記念すべき式典も行われた。ゴジラの名前が地名につけられるのは史上初。そんな「ゴジラロード」誕生に、長谷川は「すごいですよね!これを縦にするとゴジラと同じ長さ。そう考えると物凄いものが東京に現れたなと思います」と笑顔を見せた。最後に「熱く、皆さんの心に訴えかけるような激しさのある作品。ゴジラは日本の伝統文化といってもおかしくないと僕は思います。そんな作品を是非大きなスクリーンで体感してください」とアピールし、イベントを締めくくった。

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映画『シン・ゴジラ』は7月29日より全国公開

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