スピルバーグ最新作『BFG』 本田望結がヒロインの少女役で声優初挑戦、海外進出への意欲も

E.T.』のスティーブン・スピルバーグが『チャーリーとチョコレート工場』の原作者とタッグを組んだ最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』が9月17日より全国公開される。この度、ヒロイン・ソフィーの吹き替えを本田望結が務めることがわかった。

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本作は、児童養護施設に暮らす好奇心旺盛な少女ソフィーと、心優しい巨人BFGとの奇妙な友情と信頼関係を描くファンタジー。巨人のBFGを演じるのは、スピルバーグ監督作品『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー助演男優賞に輝いたマーク・ライランス。少女ソフィーを「彼女が特別な“何か”を持っているのは一目瞭然だった」とスピルバーグを唸らせた新鋭ルビー・バーンヒルが務める。

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今回が声優初挑戦となる本田。スピルバーグ監督作で吹き替えを務めることに「私はディズニーがとても大好きで、たくさんの作品を観ています。声の出演が決まった時は、大好きなディズニーと世界中の皆さんが知っている有名なスピルバーグ監督の素晴らしいタッグの作品に参加できる、ということで『まさか!』と思いました」と喜び。また、「ソフィーとBFG、2人の思いで世界が変わっていくので、奇跡を与える物語になっていると思います。声優さんは、声だけを皆さんに聞いていただくというお仕事なので、嬉しさやドキドキもありましたが、3歳から芝居の勉強をしてきた中で、今回は声だけにすべてを込めて、監督さんたちと一緒に作れたかなと思います。今回は“本田望結を全部捨ててソフィーを演じる”ということを一番に考えました」とアフレコを振り返った。

また、ルビー・バーンヒル演じるソフィーとの共通点について「私は小さい時からすごく人見知りなんですが、ソフィーはとても好奇心が旺盛で強い気持ちや勇気をたくさん持ってる子だと思いました。私もフィギュアスケートをやっていて、皆さんの前で演技をするということは、きっと強い気持ちがないと出来ないスポーツだと思うので、そういう面では少し似ていると思いました。ソフィーはずっと一人ぼっちだったので、BFGは大好きな友達だと思います」とコメント。お気に入りのシーンは「一番初めのシーンです。BFGがソフィーを捕まえて巨人の国へ行くシーンが一番グッときました。もちろん1つ1つの全部のシーンがとても大事ですが、BFGとソフィーが初めて会う、そしてそこから物語が始まるので、一番注目のシーンだと思います」と明かした。

ハリウッド作品での声の出演を機に本田は「声優さんというのが1つの夢だったので、今回叶ってすごく嬉しいです。でも女優さんとしても、すごく(夢が)大きくなりますが、出来ればハリウッド女優さんとしての演技もしてみたいなと思います。ぜひ海外の映画にもチャレンジしてみたいです。でも、まだ大きな大きな夢なんですけど…。この映画でもっともっとお芝居の、そして声優さんへの想いが深くなりました」と海外進出へ意欲をのぞかせた。

映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日より全国公開

【CREDIT】
監督:スティーブン・スピルバーグ 脚本:メリッサ・マシスン
音楽:ジョン・ウィリアムス
原作:ロアルド・ダール 「オ・ヤサシ巨人BFG」(評論社)
出演:マーク・ライランス、ルビー・バーンヒル
全米公開:2016年7月1日
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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