阿部寛×天海祐希W主演、遊川和彦初監督作『恋妻家宮本』が2017年1月28日より全国公開される。この度、新たな追加キャストとして菅野美穂、相武紗季、工藤阿須加、早見あかりらの出演が発表された。
テレビドラマ「家政婦のミタ」「女王の教室」などで知られる気鋭の脚本家・遊川和彦が映画初監督を務め、重松清の小説「ファミレス」をもとに脚色した本作。熟年離婚が当たり前となった現代において、子供が独り立ちした夫と妻が50代からの夫婦生活とどう向き合うのかをコミカルかつハートフルに描き出す。息子が結婚して独立し、27年ぶりに夫婦2人きりで生活することになった中学校教師・宮本陽平を阿部寛が、妻の美代子を天海祐希がそれぞれ演じ、初タッグを組む。
遊川監督が脚本のテレビドラマ「曲げられない女」で主演を務めた菅野が、阿部扮する宮本陽平が通う料理教室仲間で、容姿端麗ながら毒舌、いつも夫の悪口を言っている五十嵐真珠役で出演。同じく遊川監督が脚本を手がけた「リバウンド」で主演を務めた相武が、天真爛漫で婚約者ののろけ話ばかりする門倉すみれを演じる。
また、2015年の「偽装の夫婦」に続いて、遊川作品への参加となった富司純子は、中学校教師でもある陽平の教え子の祖母にして天敵、正論を振りかざして厳しく孫に接する井上礼子を熱演。さらに、佐藤二朗が菅野扮する真珠と常にケンカが絶えない夫。五十嵐幸次を演じる。
その他、工藤阿須加、早見あかりが、大学生時代の陽平と美代子役で出演。2人は阿部と天海のしぐさや演技のクセを熱心に研究し、本人たちに「まるで本当に若い頃の自分たちを見ているよう!」と言わしめた。
なお、本作はカナダ・モントリオールで開催される第40回モントリオール世界映画祭の新人監督を発掘することを目的とする部門“ファースト・フィルムズ・ワールド・コンペティション部門”に正式出品される。
映画『恋妻家宮本』は2017年1月28日より全国公開