韓国映画編、ドキュメンタリー編、青春シネマ邦画編、絶望シネマ編に続くシリーズ第5弾「観ずに死ねるか!傑作音楽シネマ88」出版記念上映会が9月3日(土)から16日(金)に都内・テアトル新宿にて開催される。今年は『リンダ リンダ リンダ』『色即ぜねれいしょん』など14作品がラインナップ。各回登壇ゲストも発表された。
オダギリジョー、山下敦弘、みうらじゅん、カンパニー松尾ら総勢70人の各界著名人が「音楽」をテーマに極私的作品論を語らう「観ずに死ねるか!傑作音楽シネマ88」。出版記念上映会では、山下敦弘監督作『リンダ リンダ リンダ』を皮切りに、松居大悟監督の『私たちのハァハァ』『フラッシュバックメモリーズ3D』、マーティン・スコセッシ監督作『ザ・ローリング・ストーンズ・シャイン・ア・ライト』、田口トモロヲ監督&渡辺大知主演の『色即ぜねれいしょん』など全14作品が上映される。
ブルーハーツの名曲「リンダ リンダ」をモチーフに、学園祭出場のためロックバンドを結成した女子高生4人組のリアルで切実な日々を描いた『リンダ リンダ リンダ』上映回には、山下敦弘監督と山田響子役で出演した前田亜季、白河望を演じたBase Ball Bearの関根史織が登壇。(9.3土19:30~上映)
カンパニー松尾率いるAVメーカーHMJM(ハマジム)と、ロックバンド「どついたるねん」がタッグを組んだ、18才未満入場禁止のフリーライブの様子を記録した迫力のライブドキュメンタリー『劇場版 どついたるねんライブ』上映回には、本作の監督を務めたAV監督梁井一をはじめ、カンパニー松尾が登壇。どついたるねんによるミニライブも実施される。(9.4日19:30~上映)
松居大悟監督作『私たちのハァハァ』は、福岡県北九州に暮らす女子高生4人組が、大好きなロックバンド、クリープハイプのライブを観に行くため、1,000キロ離れた東京に向かい自転車で走り出す青春ロードムービー。松居監督をはじめ、さっつん役の大関れいか、チエ役の真山朔、文子役の三浦透子がゲスト登壇する。(9.9金19:30~上映回)
続けて、2009年に追突事故で高次脳機能障害に陥ったディジュリドゥ奏者GOMAの復活・再生を描く3Dドキュメンタリー『フラッシュバックメモリーズ3D』ゲストに松江監督、GOMA、成海璃子が登壇。(9.16金20:00~上映回)
みうらじゅんの同名自伝青春小説を、俳優としても活躍する田口トモロヲが映画化した『色即ぜねれいしょん』は、1974年の京都を舞台にボブ・ディランに憧れる高校1年生・乾純と仲間たちの、平凡で悶々とした日々とひと夏の成長を描く。当日の上映回に田口トモロヲ、みうらじゅん、主演の渡辺大知(黒猫チェルシー)が登壇する。(9.14水19:30~上映回)
海外からは、1966年のイギリスを舞台に、海上から毎日ロックを流し若者を熱狂させたラジオ局DJたちの実話描くフィリップ・シーモア・ホフマン主演作『パイレーツ・ロック』(9.6火19:30~上映)。マーティン・スコセッシ監督作『ザ・ローリング・ストーンズ・シャイン・ア・ライト』(9.10土19:30~上映)は、ローリング・ストーンズが2006年に行った慈善コンサートの模様を、舞台裏も交えて収録した音楽ドキュメンタリー。33才で夭折した天才パフォーマー、ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドによる傑作音楽エンターテインメント『ブルース・ブラザース』(9.11日19:30~上映)などがラインナップ。各詳細はイベント公式サイトまで。
「観ずに死ねるか!傑作音楽シネマ88」出版記念上映会は9月3日(土)から16日(金)までテアトル新宿にて開催
企画・主催/鉄人社