『君の名は。』 野田洋次郎が主題歌含む2曲生披露、神木隆之介「ずっと聞いていたい…」

映画『君の名は。』大ヒット御礼舞台挨拶が3日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた。この日、立花瀧役の神木隆之介、宮水三葉役の上白石萌音、新海誠監督が出席。キャスト・監督にもサプライズで、音楽を担当する野田洋次郎らRADWIMPSが登場し、主題歌「前前前世」含む2曲を生披露した。

君の名は。

秒速5センチメートル』『言の葉の庭』の新海誠監督最新作は、千年ぶりとなる彗星の来訪を1か月後に控えた日本を舞台に、夢の中で“入れ替わる”少年と少女の恋と奇跡の物語。世界の違う2人の隔たりと繋がりから生まれる「距離」のドラマを圧倒的な映像美とスケールで描く。三葉が夢の中で出会う青年・立花瀧を神木隆之介、自らの運命に翻弄されていくヒロイン・宮水三葉を上白石萌音が演じるほか、瀧のアルバイト先の先輩・奥寺ミキ役で長澤まさみが出演する。音楽をRADWIMPSが務める。

君の名は。

8月26日の公開から8日間で200万人越えの大ヒットを記録した本作。連日約26万人、東京ドーム5つ分(1つ5万人規模)の動員数を記録し続けていることに、神木は「東京ドーム満席にするのも難しいのに!はぁ…こんなにたくさんの方に観ていただき幸せです。本当に感無量です、嬉しいです!」と笑顔。新海監督も「実感はゼロですね、公開してまだ1週間くらいですから。まだちょっとよくわかってないですが、ひたすらありがたいです」と、あまりの大ヒットに困惑した様子を見せた。

君の名は。

また、映画のお気に入りのシーンを聞かれた神木は「すごい細かいんですが、三葉の最初の『明日は私が(朝ごはん)作るでね』のセリフが好きです。なんか音が心地よくて。家族と話してる気だるさと、可愛らしい音がして僕はすごく好きです!」と明かすと、新海監督も「寝ぼけた声でね。実際、萌音ちゃんアフレコ朝方だったから。そのあとの炊飯器開けながら鼻歌歌う感じも、とっさに(上白石に)出してもらって好きですね」と共感していた。

君の名は。
君の名は。

三葉をイメージした組紐をウエストにあしらった赤いワンピース姿で登場した上白石は「ネタバレになっちゃうんですが、片われどきの瀧と三葉のシーン。『三葉』っていう一言、あれはどうしようもなくキュンキュンしました」と語ると、新海監督が「ちょっとやってみてください」と神木にお願い。少し照れながらも神木は、上白石と向き合い「三葉」と生披露。上白石は「アフレコの時は2人とも前を向いてやっていたので、(向き合ってのパターンは)初めてでした!今の皆さんにも味わって欲しかった」と赤面していた。

君の名は。

一方、「この映画には3つの声がある」と語る新海監督は「洋次郎さんの声、RADWIMPSの音楽ですね。出来上がった映画に音楽をつけていただいたわけではなく、1年半一緒に映画・音楽を作ってきた。彼らにいただいた音楽によって映像が変わったところもあるし、音楽がかかる瞬間をピークにしようと組み立てました。本当にRADWIMPSにはこの映画の“背骨”を作っていただいた気がします」と感無量の様子だった。

君の名は。
君の名は。

ここでキャスト・監督にもサプライズで野田洋次郎、桑原彰、武田祐介らRADWIMPSが登場。新海監督へのだが花束を渡し、神木らと握手やハグを交わした。神木は「野田さん!野田さ〜〜ん!」と思いっきり抱きつき、興奮しきりの様子。今回のサプライズ登場に野田は「やってやりました!今日会えて嬉しいです」と成功を喜んでいた。

君の名は。

映画音楽を初めて手がけた野田は「2〜3日前に音声メモを確認したんですが、2014年の10月くらいに初めて撮った『君の名は。』の断片メモが出てきて。『本当に長かったな』というのと、『ここにたどり着くために始まったんだな』ってすごく感慨深くて、幸せな気持ちになりました」と言及。続けて、野田から「皆さんにお礼の意味を込めて歌いたいなと思います」とさらなるサプライズを発表。神木は「マジっすか…」と感動をこぼしていた。

君の名は。
君の名は。

アコースティックギターを手にした野田は「僕らも1年半、この作品に関わっていたんですが、夏に初めて完成したものを観て。ずっと知ってる物語だったんですが、本当に心から感動して、自分にとって一生心の中に残る作品になった。監督、共演者の皆さん、観ていただいた方に、作品に関わらせてくれて感謝します」と語り、映画でしか流れないオリジナルの歌詞を含む主題歌・リード曲「前前前世」を生披露。

君の名は。

続けて「せっかくなら上白石さんと一緒に」と粋な計らいにより、上白石とともに主題歌・エンディング曲「なんでもないや」を歌い上げると、2人のハーモニーに会場は感動の嵐に包まれた。上白石は「この18年間の中で一番幸せな時間でした…一生の宝物です」と喜びを語り、野田は「映画を観終わった皆さんの顔を初めて見て、本当にこの映画に関われてよかったと改めて思いましたし、本当に幸せです」とこみ上げてくる想いを明かした。

新海監督は「三葉の歌う『なんでもないや』。本当に特別な時間でした。ありがとう」と感謝を述べ、神木は「ずっと聞いていたかったです…三葉の声ですから。いろんな意味合いも増えるし、絶対に他では今後見ることができないものを見てしまったような…すごくてスラスラ話せないです」と感動しきっていた。

君の名は。

最後に新海監督は「まさかRADWIMPSが来てくださるなんて1ミリも想像していなかった。そして歌も聴けて、萌音ちゃんの歌が聴けて、2年間作ってきたご褒美のような幸せな時間でした。『君の名は。』という作品は、ここにいる皆さん、来れなかったたくさんの方々の才能と熱い気持ちで支えて作ってきた作品。誰にでも胸を張って差し出すとことのできる自信作になりました」と真摯に語り、イベントを締めくくった。

映画『君の名は。』は全国301スクリーンにて大ヒット公開中

【CREDIT】
原作・監督・脚本:新海誠
作画監督:安藤雅司 キャラクターデザイン:田中将賀
音楽:RADWIMPS
声の出演:神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子ほか
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム 配給:東宝

©2016「君の名は。」製作委員会

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