『X-メン』や『アイアンマン』などマーベル・コミックを代表する伝説的な原作者であるスタン・リーが"最も好みではない映画"について語った。
現地時間9月1日〜4日に開催されているアニメ・SFの祭典"ファンエキスポ・カナダ"に出席するスタン・リーにCBRが質問を投げかけたことで"最も好みでない映画"が2005年公開の『ファンタスティック・フォー』であることが明らかになった。
これまで最も好きな映画(一説にはサム・ライミ監督の『スパイダーマン』だといわれている)についても語ろうとしてこなかったスタン・リー。「最初の『ファンタスティック・フォー』にはちょっとがっかりしちゃったんだ。なぜなら、ドクター・ドゥームの描かれ方が好みではなかったんだ」という。「だが、その点以外映画は最高の出来栄えで、出演した俳優も素晴らしかった」と伝説的な原作者は称賛を惜しまない。そして、彼を落胆させるような映画は1本もなかったと断言している。
『X-メン』(2000年)以降、マーベル映画へのカメオ出演を果たしてきたリーはスパイダーマンの最新作『スパイダーマン:ホームカミング』のMJ役のキャスティングについても言及している。これまで"伝統的に"白人がキャスティングされてきたが、黒人である女優ゼンダヤが選ばれたことの喜びを語っており、映画を観るのを楽しみにしているという。自身の作品を愛してやまない原作者であり、出演者であり、そして観客であるからこそ、人を魅了するストーリーを書き続けてきたのではないだろうか。
参考:http://screenrant.com/stan-lee-marvel-movie-zendaya-mary-jane/