第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、鬼才ラース・フォン・トリアー監督を叔父にもつ新鋭ヨアキム・トリアー監督のもとに、ジェシー・アイゼンバーグら豪華キャストが集結し話題となった『LOUDER THAN BOMBS』(原題)が『母の残像』の邦題で11月26日より公開されることがわかった。
本作は、著名な戦争写真家であった母イザベルの突然死から3年後、回顧展開催へ向けた準備のため集まった長男と父、引きこもりがちな弟を中心に物語が展開されていく。イザベルの死には事故なのか自殺なのかなど不可解な部分が多くあり、久しぶりに集まった彼らは写真展の準備の過程で、イザベルへのそれぞれの想いを共有していく。
本作のメガホンを取ったヨアキム・トリアー監督は、長編デビュー作『リプライズ』(06)でノルウェーアカデミー賞にあたるアマンダ賞にて3部門受賞、続く『オスロ、8月31日』(11)がカンヌ国際映画祭ある視点部門に出品されたほか、世界各国の映画祭で絶賛され「センセーショナルな才能」(NYタイムズ)と評された新鋭監督。長編3作目となる本作は、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出され、2016年アマンダ賞にて監督賞、脚本賞、撮影賞、編集賞を受賞した。
『リトル・ミス・サンシャイン』のプロデューサー陣が製作を務め、ジェシー・アイゼンバーグ、ガブリエル・バーン、イザベル・ユペール、デヴィッド・ストラザーンが共演。
映画『母の残像』は11月26日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
【CREDIT】
監督:ヨアキム・トリアー
脚本:エスキル・フォクト、ヨアキム・トリアー
出演:ガブリエル・バーン、ジェシー・アイゼンバーグ、イザベル・ユペール、デヴィン・ドルイド、デヴィッド・ストラザーン
配給:ミッドシップ
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