現地時間10月10日(木)に映画『ゾンビランド:ダブルタップ』のワールドプレミアがLAで開催された。ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、アビゲイル・ブレスリン、エマ・ストーン、ルーベン・フライシャー監督が参加した。
待望の続編がいよいよ全米公開が10月18日(金)と、目前に控える本作『ゾンビランド:ダブルタップ』。ウディは「こんなに楽しい仕事は他にないよ。わかるだろ?一日中笑いっぱなしさ。この作品に参加できて、本当に光栄だよ」と感慨深い様子。アビゲイルも「ここまでくるのに長い道のりだった気がする。10年だもんね。(またみんなと仕事できるのは)素晴らしかったわ!再会すると同時に、ずっと一緒にいたかのような感じで打ち解けられたの。そして新しいキャストメンバーも加わって、さらにクレイジーなファミリーになったわね!」と笑顔を見せた。
前作『ゾンビランド』はゾンビ映画ファンだけではなく、多くのファンに親しまれているが、ウディは監督を務めたルーベン・フライシャーについて、「ルーベン・フライシャー監督はマジシャンだね。コメディでありつつ、感動もできる。素晴らしい作品だと思うよ」と語り、その手腕を高く評価。またジェシーは、「10年待って、様々な脚本家のドラフトを経由し、最終的に前作の『ゾンビランド』や『デッドプール』も手掛けたポール&レットが素晴らしいものを書き上げたんだ。とても興奮したよ」と、すっかり一流となったレット・リース&ポール・ワーニックの脚本を絶賛した。
前作『ゾンビランド』の公開から10年の月日が経ち、それぞれアカデミー賞(ノミネート含む)俳優となって再集結したことについてウディは、「全員が揃うことがとても大事だった。みんなファミリーなんだ。素晴らしきファミリーさ。一緒にいるととても楽しい。この作品がヒットして、3作目が作られることを願っているよ」と再会を喜び、早くもさらなる続編への意欲を見せると、エマも「またみんなで集まってこの作品をやりたいと思ったのは、この作品の持つスピリットがユニークだからだわ。ゾンビ退治のアクションが満載でありつつ、作品の核として、ハートがしっかり詰まっている。世界の状況がどうであれ、愛する人や、大事な人を見つけたいというね。本作は前作の精神をしっかりと引き継いでいるし、私たち全員にとってとても大切な作品だわ」と、この作品が自身にとって重要な作品であることを強調した。
本作ではお馴染みのキャストが登場するのはもちろん、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で知られるリー・トンプソンを母に持つゾーイ・ドゥイッチをはじめとする新キャストも登場。ジェシーは、「ゾーイは、信じられないくらい面白いんだ。そして僕のそっくりさんを演じるトーマスも素晴らしいコメディアンであり俳優である。こうやって前作からのダイナミクスが変わることは大歓迎だね」と、新キャストの参加を歓迎。エマも「みんな素晴らしいわ!ゾーイもとても素敵だし、映画の中でとっても面白い存在なの。ロザリオ・ドーソンやトーマス・ミドルディッチ、ルーク・ウィルソン・・皆最高よ」と称賛した。
最後にジェシーは、「観客が僕たちと同じくらい笑ってくれることを願っているよ。僕にとって、前作と同じくらい面白くて、素晴らしくて、スイートな存在なんだ。撮影中僕らはずっと“これは面白いよね”と思いながらやってきたし、観客にもそう思ってほしい」とコメント。エマが「みんな楽しんで、そして笑ってくれるといいな。そして今いるこのクレイジーな世界からの逃避を楽しんでほしい。その逃避する世界もまた大惨事なんだけどね!」とファンに向けて本作の魅力をアピールし、プレミアは大盛況のうちに幕を閉じた。
映画『ゾンビランド:ダブルタップ』は11月22日(金)より全国ロードショー