実写版『銀魂』堂本剛が12年ぶり映画出演、銀時のライバル高杉晋助演じるも「エリザベスがやりたかった」

単行本発行部数累計5,000万部を超える空知英秋原作の大人気コミックを、小栗旬×福田雄一のタッグで実写化する『銀魂』が2017年7月に全国公開される。この度、新たに堂本剛、新井浩文、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、早見あかりの出演が発表された。堂本は2005年公開映画『ファンタスティポ』以来12年ぶり(公開年合わせ)の映画出演となった。

銀魂

抱腹絶倒のギャグと壮絶アクション、そして厚い人情をも詰め込んだ天下無敵の痛快エンターテイメントである本作は、パラレルワールドの江戸を舞台に、己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった天パの銀髪男「万事屋」の坂田銀時と、ひょんなことから出会った仲間の身に起きる様々な事件を描く。主人公・坂田銀時役の小栗旬ほか、菅田将暉(志村新八役)、橋本環奈(神楽役)、長澤まさみ(新八の姉・妙役)、岡田将生(桂小太郎役)、ムロツヨシ(平賀源外役)、中村勘九郎(近藤勲役)、柳楽優弥(土方十四郎役)、吉沢亮(沖田総悟役)が共演。脚本・監督を「勇者ヨシヒコ」シリーズや『HK 変態仮面』などで知られる福田雄一が務める。

堂本は、小栗演じる銀時のかつての仲間で最大のライバルの一人となる高杉晋助役を演じる。妖艶な魅力と実力を兼ね備えた攘夷過激派武装集団<鬼兵隊>を率いる頭領であり“最も危険な男”と称される役どころ。堂本は「監督に『堂本剛に悪役を演じさせたい』と言われ、キザでクールな高杉と僕のギャップをどう埋めてプラスにするのか監督と話し合いを重ねる内に、出演が決まっていました。人気キャラを演じる重圧に耐えながら撮影に臨みました。正直、エリザベスがやりたかった…」とコメントしている。

同じく<鬼兵隊>の危険人物で、人斬り似蔵の異名を持つ岡田似蔵役を新井浩文が、同隊の中でも飛び抜けた策略家である武市変平太役を佐藤二朗、二丁拳銃の使い手で“紅い弾丸”と呼ばれる美女、来島また子役を菜々緒がそれぞれ演じる。

本作の見どころの一つとなるアクションシーンでの登場が多い新井は「福田組なのに…「銀魂」なのに…ウチはギャグゼロで戦っていたので不安と不満と疲労の3つでした。従来のチャンバラとは違うアクションになっているのでぜひ観て下さい」と苦労をのぞかせ、福田組常連の佐藤も「福田にとっておそらく最初で最後の大作ですので、まあ奴を支えてやるか的な気持ちで参加しました(笑)。僕は福田組の常連とよく言われますが、毎回が勝負だと思って全力でふざけています」と想いを語った。菜々緒は「原作のキャラクターはビジュアルが強烈なので、私にできるか不安だったのですが、難しい役だからこそ挑戦したいと思い精一杯演じました。繊細なデザインで衣装を手作りして頂きましたし、私自身も役に少しでも近づけるように頑張りました」と手ごたえを感じている様子。

さらに、物語の鍵を握る名刀“紅桜”を作った刀匠の息子である刀鍛冶屋の村田鉄矢役を安田顕、鉄矢の妹の村田鉄子役に早見あかりが抜擢。撮影を経て安田は「原作でも描かれているようにとにかく大きな声をだすことを意識して演じましたが、いざやってみると結構難しかったです…。きっと面白い「銀魂」の世界が映像で繰り広げられると思います」とコメント。早見は「現場では、監督とキャスト陣の距離が近くてまるで学校のようでとても楽しいです。鉄子を演じるにあたり、実際の刀鍛冶の仕事場に行き、本物の刀に触れたりして勉強させて頂きました」と役作りについて明かした。

映画『銀魂』は2017年7月全国公開

【CREDIT】
脚本/監督:福田雄一
主演:小栗旬
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
製作:「銀魂」製作委員会 制作プロダクション:プラスディー
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:gintama-film.com 公式Twitter:@gintama_film

©空知英秋/集英社 ©2017「銀魂」製作委員会

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