『シンデレラゲーム』“モモニンジャー”山谷花純、初主演作は「虫や自然との闘い」

映画『シンデレラゲーム』初日舞台挨拶が10月1日、都内・シネマート新宿にて行われた。この日、主演の山谷花純をはじめ、吉田明加、春川芽生、佐々木萌詠、清水あいり、阿知波妃皇、其原有沙、水木彩也子、西岡璃南、加納隼監督が登壇した。

シンデレラゲーム

本作は、ある孤島に拉致された美少女アイドルたちが、トップアイドルの座を賭けて命がけのトーナメント制のカードバトルに奮闘するサバイバル・ゲーム。亡き姉の夢を継ぎ、再びトップアイドルを目指すため参戦する主人公・灰谷沙奈を山谷花純が演じるほか、清水あいり、阿知波妃皇、其原有沙らが共演する。彼女たちを戦いに導く謎の男・タキモトを駿河太郎が演じる。監督を『死んだ目をした少年』の加納隼が務める。

シンデレラゲーム

映画初主演を務めた山谷は「怒涛の撮影期間を経て皆さんに届けることができてホッとしています。観てくれた方がどのような感想を下さるのかとても楽しみな気持ちでいっぱいです」と初日を迎えた感想を述べ、「お仕事自体は小さい頃からやらせていただいているのですが、真ん中に立つということが今回初めてで、慣れなくて不思議な気持ちです」と笑顔。続けて、「ロケ地がジャングルのような場所で、虫や自然との闘いでした」と過酷な撮影を振り返り、「怒涛の撮影で、非現実的な設定で、役柄的にも人の死というものに敏感な役柄。自分を追い込んだほうが、作品にとっても自分にとってもプラスになるだろうなと思いました。初めての主演ということもあり、特別な思いがあったというのもあります」と感慨深く語った。

吉田も「最初の、流されてきて海岸に寝転ぶシーンでは、虫がすぐそばにいるんです。でも動いたら監督から絶対殺されちゃうと思って(笑)。我慢して虫をずっと見ていると、逆に虫が可愛く見えてきました」と撮影を振り返り、佐々木は「ロケ地は虫が多くて、見たことがないようなフナムシがいるんです。でも監督さんやスタッフのみなさんに、フナムシなんかで驚いている暇ないからねと言われました」と語っていた。

加納監督は座長を務めた山谷の印象を聞かれ、「凛としていました。貫禄もありましたが、撮影が終わった瞬間、張り詰めていた糸がプツンと切れたみたいで。脱力して泣きながら『毎日、殺されるんじゃないかと思って現場に来てました』と。そのときようやく『ああ、山谷さんはまだ10代の女の子だったんだ』って思い出すぐらいでした」と、その姿勢に賞賛の言葉を贈っていた。

映画『シンデレラゲーム』はシネマート新宿ほか公開中

【CREDIT】
出演:山谷花純 吉田明加 春川芽生 佐々木萌詠 清水あいり 阿知波妃皇 其原有沙 水木彩也子/駿河太郎
監督:加納隼 原作:新井淳平「シンデレラゲーム」AMG出版刊
企画・配給:AMGエンタテインメント 制作:メディアンド
公式ホームページ:http://cinderella-game.com

©2016「シンデレラゲーム」製作委員会

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