『ファンタビ』ファンイベントに世界中が熱狂!エディ・レッドメインらが作品について言及したコメント到着

J.K.ローリング原作の「ハリー・ポッター」新シリーズ、エディ・レッドメイン主演『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が11月23日より全国公開される。この度、現地時間10月13日にロンドン&ロサンゼルスのIMAX会場にて、世界中の劇場と中継をつなげたグローバルファンイベントが開催された。

ファンタスティック・ビースト

「ハリー・ポッター」シリーズ4作品を手がけたデイビッド・イェーツが引き続き監督を務める本作は、おっちょこちょいで人見知りな魔法使い/動物学者ニュートが、ニューヨークで魔法のトランクを紛失したことから巻き起こる大騒動を描く。主人公のニュートを『博士と彼女のセオリー』『リリーのすべて』のエディ・レッドメインが演じる。

「A RETURN TO J.K. ROWLING’S WIZARDING WORLD The Global Fan Event (J.K.ローリングの魔法の世界が再びやってくる)」と題した本グローバルファンイベント。「ハリー・ポッター」シリーズの衣装に身を包んだ“ポッタリアン”はもちろん、早くもニュートの衣装に身を包み、杖やトランクだけでなく、魔法動物のボウトラックルまで連れて来てしまうほど熱狂的な“ファンタビスト”も全世界の会場に詰め掛けた。

ファンタスティック・ビースト

ロンドンでは、撮影で実施に使用した衣装の展示や、予告編が上映されるモニターが設置され、各会場でも劇中写真のパネルが展示されるなど世界中のファンたちを釘付けに。さらに、主演のエディ・レッドメインをはじめ、ティナ役のキャサリン・ウォーターストン、クイニー役のアリソン・スドル、ジェイコブ役のダン・フォグラー、デイビッド・イェーツ監督、プロデューサーのデイビッド・ヘイマンが登場。ロサンゼルスには、グレイブス役のコリン・ファレルとショウ役のジョン・ボイトが登壇すると、会場は更にヒートアップ。本作の舞台となるニューヨークをはじめ、サンパウロ、メキシコシティ、ローマとも中継が結ばれると各会場は歓喜に包まれた。残念ながらアジアは、時差の関係で早朝となってしまうためイベントは行われなかったが、全世界へ向けてイベントの様子がライブ配信された。

ファンタスティック・ビースト

「劇場にニュート・スキャマンダーのコスプレをした人が大勢いるので、とても興奮しているんだ!」とレッドメインが開口一番に明かすと、ウォーターストンも「最高ね。とても圧倒されているわ」と会場を見渡して興奮を隠せない様子。作品の情報が多く明かされていない本作について、SNSなどでも質問を募り、少しでも情報を聞き出したい世界中のファンから寄せられた「自身の演じたキャラクターについて」「J.K.ローリングの魔法の世界について」「監督との仕事について」という質問にキャスト人それぞれが明かした。(下記コメント全文まで)

最後には、ロンドンの会場にJ.K.ローリングがサプライズ登場。「とても興奮しているし、信じられないわ。まるで昔の様ね。時を遡っていったような感じですばらしいわ」と感慨深い様子で語り、「まだいろいろ言えないけれど、脚本を書くことはすばらしい経験で、大好きよ。楽しんだわ。だから、次の作品、更に次の作品という風に書き続けるの」と懐述した。

公開を待ちきれない日本でも、全世界での展開同様に年末までの期間限定で『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のハッシュフラッグ絵文字を配信中。ハッシュフラッグとは特定のハッシュタグをつけると絵文字をつけることができる機能で、例えば「#ファンタビニュート」をつけてツイートすると、ニュートのアイコンが自動的に表示される。詳しくは映画公式サイトまで。

Q:キャラクターに共感する点


エディ・レッドメイン:僕が一番気に入っているのは、ニュートがとても情熱的な男だということだ。彼は、魔法動物(ビースト)に対して情熱的な思いを抱いている。僕もまた、何かに集中していると、そればかりに夢中になってしまうんだ。そこが共感する点だね。

キャサリン・ウォーターストン:私が演じるティナは、本作に登場する時、自分に可能だと思うことと実際にできることの間で苦しむことがあるの。その点に本当に共感したの。彼女には可能性があって、できることはたくさんあるのに、そのために自分をどう表現していったらいいかが分からないでいる。

アリソン・スドル:クイニーは、他人の心を読むことができるから、その人の人となり、どんなことを経験してきたかが見えるの。洞察力があるというのはすばらしいことであるのと同時に、刺激的なの(笑)。私は今、多くの人と会う機会があるから、素晴らしいエネルギーがみなぎっていて、とても興奮する日々だから、共感できるわ。

ダン・フォグラー:ジェイコブは、素晴らしい魔法の世界に招待された状況に畏怖しているわけだが、僕自身も、そう感じている。それと、ジェイコブはパン屋だけど、僕の曾おじいちゃんはニューヨークのローワーイーストサイドのパン屋だった。とてもシュールでまるで夢を見ているかのようだよ(笑)。

コリン・ファレル:グレイブスはアメリカ合衆国魔法議会(MACUSA)の長官だ。自分がどう共感するかは分からないが、彼に備わった正義、不正の感覚があると思いたいね。彼の仕事は第一に魔法界の安全の確保だが、肉体的な安全ということだけでない。ハリー・ポッターではマグルと呼んでいた、この物語ではノー・マジという魔法の能力を持たない人たちがいて、魔法の力を持つ者は人目につかないように隠されている。抑圧されてきたので、その点がグレイブスに影響を与えてきた。彼自身のイデオロギーというものがあるが、僕が彼の立場だったら、彼のような垣根の取払い方はしないかもしれない。それでも彼の正義、不正への思いは尊敬するよ。彼はとても一途でそれに向かって一直線だ。そして杖さばきも充分上手いね。

ジョン・ボイト:ショウは、ノー・マジだから演じるのが悲しいんだ。魔法についての映画でノー・マジなんだからね(笑)。彼は献身的な父親だ。とても強く、厳しいが、私もそうであることができる。映画はすばらしい、スリル満点でハートが感じられる作品となっている。心がわしづかみにされるんだ。私はとても誇りに思うよ。

Q:J.K.ローリングとのお仕事について


デイビッド・イェーツ 監督:率直に言ってとても興奮した。本作には原作が無いが、それを創った人物がいたわけだ。彼女と直接仕事をしたのだが、直接話し合う中で、新しい魔法の世界を創る様は見事だった。想像力は止まる所を知らない。彼女と密接に仕事ができて本当に楽しかった。

デイビッド・ヘイマン プロデューサー:彼女には止まる所を知らない想像力があるだけでなく、最も寛大なコラボレーターでもある。彼女はすばらしい人で、15年以上もの間ずっと彼女と一緒に仕事を続けられ光栄だ。彼女は人として、そして仕事においても寛大であり、すばらしい人だ。

Q:監督との仕事について


エディ・レッドメイン:僕たちは皆『ハリー・ポッター』映画の大ファンだ。この映画で、同じ魔法の世界を最高にエキサイティングな時代で展開し、更にそれをデイビッド・イェーツ監督とデイビッド・ヘイマンの指揮でやるというのは素晴らしいことだ。この壮大な体験を親密な映画であるかのように感じさせてくれるからだ。更にJ.K.ローリングの脚本が加わるんだ。

キャサリン・ウォーターストン:杖のデザインは、選択肢が5つもあって、私にその中から選ばせてくれたの。そして、実際に2つ作ってくれて、どちらがしっくりくるか試させてくれたの。そのうちの1つを私は選んだのだけれど、軽すぎたので、もう一度やり直して重さを持たせてくれた。これはこのスケールの作品ではとても珍しいことだと思う。私たちをこの世界に招いてくれ、この作品の一員なんだと感じさせてくれたの。楽しかったわ。

映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は11月23日より全国公開

【CREDIT】
原作/脚本:J.K.ローリング
監督:デイビッド・イェーツ
出演:エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、アリソン・スドル、ダン・フォグラー、コリン・ファレル
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:fantasticbeasts.jp

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