『スター・トレック BEYOND』J.J.エイブラムス、監督ジャスティン・リンの手腕を“嫉妬”まじりに絶賛「今回が最高のベストに」

映画『スター・トレック BEYOND』ジャパンプレミアが19日、都内某所にて行われ、製作のJ.J.エイブラムス、監督のジャスティン・リン、共同脚本/出演のサイモン・ペッグが登場。『スター・トレック』50周年記念アンバサダーの前田敦子とともに会場を盛り上げた。

スター・トレック

スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムスが監督した前作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の続編。『スター・トレック』50周年というメモリアルイヤーに公開する本作では、エンタープライズ号のクルーが宇宙の最果にある未知の領域を探索し、そこで彼らや惑星連邦の存在意義の真価を問う新たな謎の敵と遭遇する。キャストには、カーク役のクリス・パインをはじめ、スポック役のザカリー・クイント、ウフーラ役のゾーイ・サルダナ、ボーンズ役のカール・アーバン、チェコフ役のアントン・イェルチンらお馴染みのメンバーが続投。監督を『ワイルド・スピード』シリーズ4作品を手がけたジャスティン・リンが務める。

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熱狂的なファンが集まる中、約1時間かけて丁寧にファングリーティングを行った来日ゲストの3人。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』以来9か月ぶりの来日に、J.J.は「コンバンハ!東京に戻ってこれて本当に嬉しい!世界で一番大好きな“星”が東京だからね。ワールドツアーを東京で終われるのが本当に幸せだよ、アリガトウ!」と喜び。

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サイモン・ペッグ、ジャスティン・リンとのタッグに「サイモンには共同脚本としても参加してもらったし、今回ジャスティンという監督を迎えられて本当にラッキー。本当に素晴らしい仕事をしてくれたね。2人は才能も溢れていて面白いコラボレーションになった。『スター・トレック』『スター・トレック イントゥ・ダークネス』の2作を僕が監督したんだけど、ちょっと切ないのが今回が最高のベストになってしまったことかな」と嫉妬まじりに褒めちぎった。

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そんなJ.J.からバトンを受け取ったジャスティンは「皆さん(キャスト・スタッフ)が愛と情熱を持ったシリーズに関わるのは、ものすごいプレッシャーだった。でもラッキーだったのは、J.J.が築いてきた素晴らしいキャスト、サイモンと一緒に映画を作れるとわかっていたから良い映画を作れると思っていたんだ。みんなで情熱を持って作った映画。やる価値のあるものには全てチャレンジが伴ってくる。チャレンジがあったからこそ、より良いものができたよ」とコメントした。

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また、エンタープライズ号のクルー・スコッティ役に加え、今回共同脚本としても名を連ねるサイモンは「J.J.とはもう10年くらいの付き合い。共同脚本の話をもらって素晴らしい機会になると思ったんだ。光栄に思ったね。素晴らしくて楽しい経験になったよ」と語り、通訳中も“口パク”で自分が日本語をしゃべっているかのようなユニークな仕草でファンを笑わせていた。

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さらに、親日家でオタク文化を好むサイモンに「日本で行ってみたい場所は?」という質問が。「オタクーー!」と興奮気味に叫び、会場を沸かせたサイモンは「僕はスノーボードが好きだから、日本で素晴らしいパウダースノーがある北海道に行ってみたいね!」と笑顔をのぞかせた。

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一方、J.J.が監督した2009年公開の映画『スター・トレック』の来日プロモーション時にも日本人ゲストとして参加していた前田。大歓声で迎えられ「J.J.監督にお会いして以来、もうすっかりファンになりました!また再会できてすごく嬉しいです!」とにっこり。

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イベントでは、『スター・トレック』50周年というメモリアルイヤーを祝うカウントダウンが行われた。J.J.は最後に「いつも温かい歓迎をありがとう。感謝の気持ちでいっぱいだよ。みなさんのことを愛しています!」と沸かせ、イベントを締めくくった。

映画『スター・トレック BEYOND』は10月21日より全国公開

【CREDIT】
製作:J..J.エイブラムス 監督:ジャスティン・リン
脚本:サイモン・ペッグ(共同脚本)
出演:クリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、アントン・イェルチン、ジョン・チョー、イドリス・エルバ、ソフィア・ブテラ、ジョー・タスリム
公式サイト:http://startrek-beyond.jp/

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