中島裕翔(Hey! Say! JUMP)×新木優子が初共演するラブストーリー『僕らのごはんは明日で待ってる』が2017年1月7日に全国公開される。この度、ケツメイシが歌う主題歌「僕らのために…」のPV映像が公式サイトにて解禁された。
人気作家・瀬尾まいこの同名恋愛小説を、『箱入り息子の恋』で第54回日本映画監督協会新人賞を受賞した市井昌秀監督が映画化。体育祭の競技「米袋ジャンプ」をきっかけに付き合うことになった無口な草食男子・葉山亮太と、太陽のように明るい頑固者・上村小春。正反対な性格の2人が、白いごはんを食卓で一緒に囲む家族になるまでの7年を描く。
恋愛映画初挑戦の中島裕翔が無口な草食男子・葉山亮太を、新木優子がヒロインの上村小春を演じる本作。中村扮する葉山に想いを寄せる鈴原えみりを美山加恋が、葉山の友人・塚原優介役に岡山天音、一度離れてしまった2人を繋ぐキーパーソンとなる山崎真喜子を片桐はいり、新木演じる小春が絶対的に信頼する祖母・上村芽衣子役で松原智恵子が共演する。
今年メジャーデビュー15周年を迎えたケツメイシが10月26日(水)に10枚目のアルバム「KETSUNOPOLIS 10」をリリース。今回、そのアルバム収録曲から本作の主題歌にもなった楽曲「僕らのために...」のミュージックビデオが解禁となった。「僕らのために...」はケツメイシが映画本編を見て書き下ろした曲で、人を好きになる事の素晴らしさと切なさ、未来に向けた前向きな感情が、映画の主人公とシンクロする楽曲。7年を彩る“うるキュン”ラブストーリーにふさわしいケツメイシならではのラブソングに仕上がっている。
ミュージックビデオには新木が映画の役柄でもある小春役で出演。もともとケツメイシの曲はよく聴いていたという新木は「主題歌を担当してくださると聞いて本当に嬉しかったです。映画の為に書き下ろしてくださったので、亮太と小春それぞれの感情が歌詞に込められていて、エンドロールで聴きながら映画を振り返る事ができる、とても素敵な曲だと思いました。」とコメント。
ケツメイシのRYOは「MVに登場する新木優子さん、真夏の大変な暑さをものともせず、素敵な笑顔を振りまいて演じていただいております。撮影日に陣中見舞に行かせていただきましたが、あれほど透明感のある女性にはお会いしたことがありません。今後、確実に“来る”女優さんである事は間違いありません。映画と合わせてご覧いただければこれ程嬉しい事はありません。どうぞよろしくお願い致します!!」と絶賛の言葉を贈っている。
PV監督:山本透 コメント
MVの世界観に込めた想い
楽曲が持つハートフルで優しい言葉を、アニメーションやコマ撮りなどファンタジックな要素で表現しつつ、本編(映画)の作品全体にあふれる温かさや、ぬくもり、人としての葛藤や想い、可愛らしさを映像としてストレートに伝えようとしました。ケツメイシさんの作られた歌詞・メロディーが映画が伝えたい想いと、完全にシンクロしていると感じたのでMV(映像)として、小春の(生身の人間として)の揺れ動く気持ちをしっかりと表現することが第1の目標でした。あとはバランス良く、コミカルにより過ぎず、ファンタジーにより過ぎず、曲を聴きながら、自然と映画(本編)の世界観の中にも入って行けるようなMVにしたいと思いました。
MVで注目して欲しいシーン
・小春の泣き顔(純粋ストレートで素敵な表情)
・コマ撮り(ファンタジックな可愛らしさ)
・全編通した板倉陽子カメラマンの繊細な色彩設計
MV撮影時エピソード
小春が涙を流すシーンは、新木さんにとっていきなり泣いて欲しいと現場で言われている状況で、どこまでの演技・表情がカメラに収められるのか正直 心配していましたが、本番は一発OKでした。おそらく映画撮影時の気持ちを思い出して素敵な涙を流してくれた新木優子さんに、女優としての成長や、この先の可能性を感じました。
MV撮影時苦労した事
コマ撮りはとても苦労しました。普段、映画の撮影でコマ撮りをすることはほとんどないのですが、要はパラパラ漫画のように1コマ1コマずつ撮影していく技法なので、文房具をカップルに見立てて、鉛筆の風雨の中を懸命に立ち向かう消しゴムたちを1コマずつ撮影するのは とても時間がかかりました。
映画『僕らのごはんは明日で待ってる』は2017年1月7日より全国公開
【CREDIT】
監督・脚本:市井昌秀 原作:「僕らのごはんは明日で待ってる」(幻冬舎文庫)
出演:中島裕翔/新木優子/美山加恋/岡山天音/片桐はいり/松原智恵子
配給:アスミック・エース 公式サイト:bokugoha.com
©2017「僕らのごはんは明日で待ってる」製作委員会