映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』初日舞台挨拶が3日、都内・新宿ピカデリーにて行われ、W主演のSUPER JUNIOR・イェソンと佐々木希、朝原雄三監督が登壇した。
本作は、沖縄出張中に失業した韓国人男性ヨンウンと、韓国語をマスターしなければ旅行会社をクビになってしまうシングルマザーさくらの恋模様を描くラブストーリー。臨時の韓国人教師として生活を送ることになる青年・ヨンウンをSUPER JUNIORのイェソンが、韓国語をマスターしようと奮闘するさくらを佐々木希がそれぞれ演じる。監督を『武士の献立』『愛を積むひと』の朝原雄三が務める。
冒頭、イェソンは日本語で「こんにちは!イェソンらしくいきますね、オゲンキデスカー!『いきなり先生~』でヨンウン役をやったイェソンです」と元気よく挨拶し、会場を沸かせた。この日は映画のタイトルにちなんだ、いろいろな“いきなり”質問が。「もし、いきなり先生になったら何を教えてみたいですか?」というお題に、イェソンは「僕は2つあります。1つ目は『音楽』、2つ目は人間性を教える『人格教育』です。1つ目の理由は、僕が大好きな歌を思う存分歌いながら、学生と触れ合えるから!そして2つ目の理由は学生に教えながら僕も一緒に学べると思うからです」と回答。「人格教育といっても色々なことが含まれていると思いますし、実際僕は学生時代、あまり先生と会話を持つ機会がなかったので、もし自分が先生ならば色々な会話をしながら生徒たちと交流したいなぁと思います」と真摯に答えていた。
佐々木は「私は、家庭科の先生になって料理を教えてみたいですね。料理が上手ということではなく、『食』というのはみんなが笑顔になる時間なので、生徒と過ごせるのは素敵だなと。日本の和食を教えられたらいいですね」とにっこり。次に「最近“いきなり○○になった”というエピソードは?」との質問に、イェソンは「今日はとてもいろんなことが起きています。この回の前の舞台挨拶でも話したのですが、昨日夢にでてくるほどハンバーガーを食べたくて。今年まだハンバーガーを食べていないという話をしました。それで、この会場に移動する途中、いきなりハンバーガーを食べることができました!」と語り、「最近心から渇望していたことを今日叶えることができて(笑)こうやって映画も公開されて、今日死んだとしても悔いないくらい幸せです!実は今年に入ってから僕は小麦粉の食事を一切食べていませんでした。夕食を食べたのも7回です。映画のときからみると、今は8~9キロは減量していて、僕の母は心配しているのですが...。でも今日は家族に電話をして、映画が無事公開して、たくさんの方が見に来てくれて、しかもハンバーガーを食べたよ、と報告することができますね」とお茶目な一面をのぞかせていた。
イベントでは、公開初日を記念して、演舞太鼓(えんぶだいこ)の皆さんによるエイサーを披露。踊り手の代表(上里さん)から「エイサーは旧盆に踊るもので、劇中、イェソンさんや佐々木さんが踊ったカチャーシーはお祝いの席で踊るもの」という説明が。そのあと簡単な手のフリを習ったのち、音楽にあわせ、カチャーシーをみんなで実践。イェソンは最初躊躇していたが、照れながらも踊りを披露。佐々木、朝原監督もにこやかに応じていた。
イェソンは「今とっても恥ずかしいです。ステージの上で、皆さんの前でこんな風に恥ずかしかったのは久しぶりです。(日本語で)ハズカシーー!」と照れ笑いを見せ、佐々木も「踊っていると楽しいですね、撮影を思い出しますね。まさか東京で踊りが見られるなんて嬉しかったです」と感想をこぼした。最後にイェソンは「今日は、この瞬間、皆さんと特別な時間を一緒に過ごせて、大切な思い出になりそうです。とても幸せです。今日はお越しいただき、本当にありがとうございました。『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』、たくさんの愛情と関心をお寄せいただければ嬉しいです」とアピールし、イベントを締めくくった。
映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は大ヒット公開中
【CREDIT】
監督:朝原雄三 企画・原案:Kevin DC Chang
主題歌:SUPER JUNIOR-YESUNG「雨のち晴れの空の色」
主演:イェソン(SUPER JUNIOR) 佐々木希
配給:松竹メディア事業部 公式サイト:ikinarisensei.jp
©2016「いきなり先生」製作委員会