『L-エル-』公開初日をyasuが祝福、広瀬アリス感極まり涙!喉の調子についても言及

映画『L-エル-』初日舞台挨拶が25日、都内・TOHOシネマズ新宿にて行われ、主演の広瀬アリス、古川雄輝、監督の下山天が登壇した。さらに、原作となったAcid Black Cherry・yasuが、登壇者・観客にサプライズで駆けつけた。

L-エル-

原作は、愛を探し求め続けた1人の女性“エル”の孤独で壮絶な人生を綴った物語と、Acid Black Cherryの音楽が絡み合う壮大なコンセプトアルバム「L-エル-」。広瀬アリス演じるエルを生涯かけて愛し続ける男・オヴェス役に古川雄輝、エルと同じキャバレーで働く親友・アンナ役に高橋メアリージュン、エルの人生を左右するキーパーソン・リノ役に古畑星夏、エルを取り巻く男性キャラクターを平岡祐太、成田凌、前川泰之がそれぞれ演じるほか、弥尋(みひろ)、Mikako(FAKY)、田中要次、高橋ひとみらが脇を固める。

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愛を探し求め続け、孤独で壮絶な人生を過ごしていくエルを演じた広瀬。「今回は10代からおばあちゃんになるまでを演じさせていただきました。少しずつ彼女が成長していく姿をぜひ観ていただきたい」と語り、1人の女性の生涯を演じきったことに「おばあちゃんになったことがないので(笑)そこが一番大変でしたね。特殊メイクも、10時間つけていたら結構長い方と聞いていて。でも18時間くらいつけてました。その待ち時間、古川さんも(特殊メイクをして)10時間くらい何もせず、大変だったと思います」と過酷な撮影を振り返った。

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エルを一途に想い続けるオヴェス役の古川は、「オヴェスは自分の気持ちを伝えるのがちょっと不器用で。愛する人に、単純に『愛してるよ、好きだよ』って言えず、他の行動で見せてしまうというか。そういうところはちょっと(自分と)似てると思います」とコメント。「あまり言えないですね、恥ずかしいので(笑)」と照れ笑いをのぞかせていた。

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イベントには、Acid Black Cherry・yasuが完全サプライズ登場。花束を広瀬、古川、下山監督へ贈呈すると、客席からは悲鳴のような歓声が。広瀬はyasuを前に「泣きそう...」と言いながらも感涙。9月頭に、喉の違和感から「出血性声帯炎」と診断を受け、カヴァーアルバム第4弾『Recreation 4』のレコーディング作業を中断していたyasu。この日、会場に姿を現すと元気そうな笑顔をのぞかせ、「映画の初日おめでとうございます!撮影・制作、本当にお疲れ様でした」と祝福と労いの挨拶を贈った。

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続けて、「菊池プロデューサーと一緒にずっとコンセプトアルバムを作ってきて、こういう形で映画化していただけるなんて夢にも思っていなかった。いろんな人の想いが作品に、魂が改めてこもった。こうして僕たちの手元から離れて、皆さんの元に違う形で行くというのは、言葉で表せないくらい幸せな気持ちです。『L-エル-』という作品を、皆さんの人生の1ページに刻んでもらえたら嬉しいです」と心境をあらわにした。かねてから喉の調子をファンから心配されていたが、「今もうレコーディングをやっているので、なんとか大丈夫です」と答えていた。

広瀬は「びっくりした〜〜〜!本当に知らない、来ないって聞いてた!初めてyasuさんから『L-エル-』のお話を聞けた」と満面の笑みをのぞかせ、初対面の古川も「すごくびっくりしてます!ただただかっこいい」と驚きを隠せない様子だった。

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最後に広瀬は「このお話をいただいた時から、本当にプレッシャーでした。音楽アルバムを実写化するということで、ファンの方々からいろんな意見をいただきました」と語り、「自分の中で新しい挑戦として頑張りたいと思いながら撮影して、やっと今日という日を迎えることができました。この作品で自分が大きく成長したと思う時がたくさんあって、瞬間瞬間を大事にしたいと思いながら作った作品です。ぜひ、たくさんの方々に観ていただきたいです」と涙ながらに想いを明かした。

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映画『L-エル-』は全国公開中

【CREDIT】
出演:広瀬アリス、古川雄輝、高橋メアリージュン、平岡祐太、前川泰之、成田凌、弥尋、Mikako(FAKY)、古畑星夏、田中要次、高橋ひとみ
原作:Acid Black Cherry 4th ALBUM「L-エル-」より
監督:下山天 制作プロダクション:AOI Pro.
配給:東宝映像事業部 公式サイト:http://acidblackcherry-movie-l.net/

©2016映画「L-エル-」製作委員会

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