映画『イタキス』佐藤寛太、アドリブで演じた“胸キュン”シーンを絶賛され赤面「普段褒められないので…」

映画『イタズラなKiss THE MOVIE〜ハイスクール編〜』初日舞台挨拶が26日、都内・TOHOシネマズシンジュクにて行われ、主演の佐藤寛太(劇団EXILE)をはじめ、美沙玲奈、山口乃々華(E-girls)、大倉士門、灯敦生、陣内孝則、溝口稔監督が登壇した。

イタズラなKiss

1990年から「別冊マーガレット」で連載中の多田かおる原作の少女漫画を実写映画化した本作。ドジで落ちこぼれだが、好きになった人をとことん想い続けるポジティブ女子・相原琴子と、社長御曹司でIQ200、スポーツ万能と非の打ち所のないイケメン男子・入江直樹の恋模様を描くドタバタラブストーリー。入江直樹を劇団EXILEの佐藤寛太が演じるほか、ヒロイン・相原琴子役に美沙玲奈、3年F組のクラスメイト・石川理美役に山口乃々華(E-girls)、池沢金之助役に大倉士門、小森じんこ役で灯敦生が共演する。

大歓声で迎えられたキャスト陣。主演の佐藤は「撮影が約1年ほど前。あの日からずっと公開を待 ち望んでいました。やっと皆さんに見ていただけて嬉しいです」と喜び。美沙も「昨晩はそわそわして眠れませんでした。撮影から今日まで、あっという間でしたね。たくさんの人に見ていただきたいです」と笑顔をのぞかせた。

また、本作の見どころを聞かれた山口は「原作を忠実に再現しているのですが、それは琴子の部屋や衣装だけでなく、寝癖など細かい部分も漫画を見ながら作り上げていったんです。見比べて楽しんでいただけると思います!」とアピール。大倉は「漫画の表情=自分の表情になるように、何度も原作と比べながら演技しましたね。漫画の金ちゃんに寄せていくのに本当にこだわったので、そこをぜひ見て欲しいです」と語った。続けて灯も「忠実だけど、原作にはないエピソードもあるんですよ。連載中に次週予告として告知したものの掲載されなかった伝説の“停電のエピソード”は必見です!」と明かし、会場を沸かせていた。

一方、琴子の父親をコミカルに演じた陣内は「僕は社会派俳優だから、少女漫画とかあまり読まないんだよね 。本作を演じるにあたって初めて原作を読んだんだけど、僕の役だけ一筆書きみたいでびっくりした(笑)でもすごく面白い作品。そして日本一イタキスに入れ込んでいる溝口監督と一緒に仕事ができて嬉しい」 と語る。溝口監督は「陣内さん、社会派俳優なのにイタキスでは粉吹いたり全力投球してくださってありがとうございます」と感謝の言葉を述べると、会場から笑いが起こっていた。

イベントの中盤、“胸キュン”な本作にちなんで、各キャストが最近の胸キュンエピソードを披露。 小さい子供のかわいらしい姿にキュンとしたという佐藤と美沙。山口は大人っぽい男子高校生が、寒い中、子供のように顔を真っ赤にしているそのギャップに。大倉は本作の予告編をTVで見て、自分が共演していない佐藤と美沙のラブシーンに胸を打たれたという。

灯は早速、映画館で本作を鑑賞したとのことで「佐藤さん演じる入江が琴子に勉強を教えるシーンで、入江はそこまでずっと強い言葉遣いだったのに、ふと口調が優しくなる瞬間があるんです。あと、琴子のノートに消しゴムをかけたりとか。『えー!あれが入江の素なの?』と思うとキュンとしてしまって!!」と興奮交じりに語ると、会場のファンも一斉に頷いていた。また、溝口監督は「あの消しゴムとか、佐藤くんのアドリブなんだよね。すごく良いよね」と絶賛。不意打ちに褒められた佐藤は「そんなところで皆さんキュンとしてくれていたんですね。そんな、普段褒められないので...」と大照れしていた。

最後に、初の主演として本作を牽引した佐藤が「本日はありがとうございます。イタキスはパート2、3とさらにパワ ーアップします。入江を含めた全てのキャラクターが成長するとともに、僕らキャストもそれぞれ俳優として成長していると思うので、ぜひその姿をスクリーンで見て欲しいです」と胸を張り、イベントを締めくくった。

映画イタズラなKiss THE MOVIE〜ハイスクール編〜』は全国公開中/イタズラなKiss THE MOVIE2 〜キャンパス編〜』は2017年1月より全国公開

【CREDIT】
出演:佐藤寛太(劇団EXILE)、美沙玲奈、山口乃々華(E-girls)、大倉士門、灯敦生、牧田哲也、文音、佐藤瑠生亮、池上紗理依、山口賢人、石塚英彦、鈴木杏樹、陣内孝則
原作:多田かおる
監督・脚本:溝口稔
配給:ギャガ・プラス

(C)「イタズラなKiss THE MOVIE」製作委員会 (C)多田かおる/ミナトプロ・エムズ

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