ニンジャ活劇『猫忍』主演の大野拓朗、船越英一郎と6年ぶり親子役で共演「妖しい男の色気が漂い始めた」

大ヒットを記録した動物ドラマ&映画の金字塔「猫侍」のスタッフが新たに放つ、笑いと癒しのニンジャ活劇『猫忍』劇場版が2017年に公開される。この度、すでに発表されている主演の大野拓朗に加え、船越英一郎、鈴木福の出演が発表された。

物語の主人公は、忍びの掟を破り生き別れた父親そっくりの猫を飼い始めてしまうイケメン忍者・陽炎太。忍者なのに等身大、若干コミュ障なキャラクターを大野拓朗が演じる。本作が映画初主演作となった。そして、「猫侍」でブレイクしたツンデレ白猫の玉之丞=あなごに続くネクスト猫スター、存在感抜群で師匠感満載のオヤジ猫・金時を、役者デビューの「父上」が担当する。

猫忍

新たに発表されたのは、大野扮する陽炎太が幼少期に生き別れた、伝説の忍者であり父親・剣山役に船越英一郎、陽炎太の幼少期を鈴木福が演じる。船越は、大野と約6年ぶり親子役での共演となった。最終回の視聴率が46.7%を記録した人気ドラマ「熱中時代」の30年後を描いた、日テレ系「ドラマスペシャル 熱中時代」(2011年4月9日放送)で船越が校長役を、大野が息子役を演じた。また、大野はデビュー当時、船越の自宅の衣裳部屋に居候させてもらっていた時期もあり、船越が下積み時代を支えている。

猫忍

船越英一郎 コメント


私は、大野拓朗演じる主人公の久世陽炎太の父親役を演じています。伝説の忍者と言われていて、霧生の里の実質ナンバー2。実力はナンバー1なんですけどね…(笑)。色々あり、里を後にして息子の前からも忽然と姿を消してしまう。そしてある日、変化の術で猫の姿になって、息子の前に現れる。そんな役柄でございます。演じるうえで一番工夫したのは主役猫・金時に合わせて、鼻を赤くしました(笑)。

大野君のデビュー作も私と親子だったんです。随分前になるのですが、その時は、可愛くて、ちょっと線が細い、でも人のよさそうな真っ直ぐな青年...そんな印象でした。今回は久しぶりに親子を演じて、男らしさが出てきたと同時になと思いました。たくましくもあり、色っぽくもある男、そんな感じになってきて嬉しいぞ、拓朗!(笑)。

猫忍』の魅力は何と言っても、金時の太太しさ…いや、そうじゃない(笑)。金時の愛らしさ、そして、ほのぼのとするハートウォーミングなストーリーと相反するほど、本格的で派手なアクション。エンターテインメント時代劇の全てがこの作品に盛り込まれていると言ったら言い過ぎかもしれません(笑)。でも本当に心がほっこりと温まって、そして血沸き肉踊るそんな素敵な作品になっていると思います。

鈴木福 コメント


陽炎太の幼いころを演じています。忍者修行を一生懸命頑張っていて、お父さんが大好きな役です。撮影に入る前に、手裏剣と木刀の振り方の練習をしました。元々左利きだったので、右手で手裏剣を投げる練習をして、少しだけですが上手くなった気がします。忍者役は楽しかったです。普段は手裏剣やクナイとかも触れないものなので嬉しかったです。僕が大野さんの幼少期をやっていいのかなと思いました。大野さんの演じる陽炎太を意識して一生懸命演じました。

猫忍』は金時の可愛さ、大野さんと金時の温かさ。金時と大野さんは親子なのですが、パッと見てどっちが父なのか、どっちが子なのか分からないところが面白いと思いました。陽炎太の性格も面白いし、金時の仕草も面白いので、猫が好きな人は堪らないと思います。僕の出ているシーンも楽しみにして下さい。

猫忍』ドラマ版は2017年1月放送開始/劇場版は2017年公開

【CREDIT】
出演:大野拓朗、鈴木福、船越英一郎
監督:渡辺武/脚本:黒木久勝/撮影:小松原茂/音楽:遠藤浩二
企画・配給:AMGエンタテインメント/制作プロダクション:ラインバック/製作:「猫忍」製作委員会

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