アル・パチーノ×アンソニー・ホプキンス、初共演シーン切り取った『ブラック・ファイル』本編映像公開

全米を牛耳る巨大製薬会社に翻弄される若手弁護士の奮闘を描くサスペンス『ブラック・ファイル 野心の代償』が2017年1月7日より全国公開される。この度、本作で初共演を果たしたアンソニー・ホプキンスとアル・パチーノの共演シーン映像が解禁となった。

ブラック・ファイル

本作は、ある巨大製薬会社が巻き起こした薬害問題を解決すべく立ち上がった若手弁護士が、出世欲や独占欲といった欲望に翻弄されていくサスペンスドラマ。野心に燃える若手弁護士ベン・ケイヒルを、『トランスフォーマー』シリーズなどで知られるジョシュ・デュアメルが演じる。

さらに、ケイヒルが勤める弁護士事務所代表チャールズ・エイブラムス役に『ゴッドファーザー』のアル・パチーノ、彼らと対峙する巨大製薬会社会長アーサー・デニング役で『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンスが初共演を果たす。また、主人公ケイヒルを執拗に追う謎の殺し屋をイ・ビョンホンが熱演。監督を本作が映画デビューとなる日系人シモサワ・シンタロウが務める。

ブラック・ファイル
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解禁となる映像は、アンソニー・ホプキンスとアル・パチーノ唯一の共演シーンを切り取ったもの。“証言録取”と呼ばれる裁判所での審理の前に、証言を記録し書面化する重要なシーンだ。本作の監督シンタロウ・シモサワは「初共演だからといって共演シーンを乱発するのではなく、重要なシーンに限定したかった」と語り、2人が顔を合わせたのはこのシーンのみとなった。

現場での様子を聞くと、ホプキンスはスタッフとの距離が近く、休憩中には技術スタッフのスマートフォンに、『羊たちの沈黙』『ハンニバル』で演じたレクター博士のモノマネをしたボイスメッセージを吹き込むなどして、現場を楽しんでいたという。一方のパチーノは、現場でアドリブを連発。本作のクライマックスでシェイクスピアの詩を使って主人公に忠告するシーンは、パチーノ自ら現場で提案したシーンだったという。

映画『ブラック・ファイル 野心の代償』は2017年1月7日より新宿ピカデリーほか全国公開

【CREDIT】
監督:シモサワ・シンタロウ
出演:ジョシュ・デュアメル、アル・パチーノ、アンソニー・ホプキンス、イ・ビョンホン、アリス・イヴ、マリン・アッカーマンほか
配給:松竹メディア事業部

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