俳優の綾野剛が15日、大阪・道頓堀のとんぼりウォーク(屋外)にて行われた映画『新宿スワンⅡ』のイベントにサプライズ登場。グリコサイン前に、1月11日から出現している8メートル級の“巨大龍彦像”と再会を果たした。
和久井健原作の「新宿スワン」は、新宿歌舞伎町を舞台に新人スカウトマンの成長と、歌舞伎町の裏社会を描いた人気コミックス。原作の「横浜王国編」にあたるストーリーが描かれる『新宿スワンⅡ』では、スカウト会社・新宿バーストのエース格となった白鳥龍彦が、勢力拡大を目論む社長・山城の命により、幹部の関玄介と共に横浜へと送り込まれる。主人公・白鳥龍彦を前作に引き続きを綾野剛が演じるほか、浅野忠信、広瀬アリス、椎名桔平、伊勢谷友介、深水元基、金子ノブアキ、村上淳、山田優、豊原功補、上地雄輔、高橋メアリージュン、要潤らが共演する。前作に引き続き園子温が監督を務める。
道頓堀グリコサインの前に建造物が立つのは異例、またグリコ看板前で映画イベントを行うのは本作が初という異例尽くしの今回。約6,000人のファンで埋め尽くされた道頓堀。道頓堀川を船に乗って登場した綾野は、「やっぱり道頓堀のグリコサイン凄いですね!これだけお客さんがいるとテンションも上がりますね!前回、龍彦像は新宿に設置されたんですけど、今回はどこにする?ってなったときに、大阪がいい!ってお願いしたんです。実際に見るとグリコサインの前に龍彦像が向かい合っていて、何だか新参者で恐縮です!」と喜びのコメント。
今回の作品に関しては「“続編”のつもりだったんですけど、前回の新宿から舞台が横浜に移り、浅野忠信さんをはじめ、新キャストを迎えたので“新章”という気持ちで挑みました」と語り、MCから「アクションシーンが前回よりもパワーアップしていましたよね。高さ10m長さ50mの看板が倒れてくる、そこを綾野さんがよけながら走るという場面を見ていると相当危険だったと思うんですがどうでしたか?」という質問が。綾野は「前回より怪我は少なかったんですが、今回はエンターテインメント性を強めた見せるアクションだったと思います。看板のシーンはガチのスタントなしで、ダッシュで潜り抜けました(笑)」と笑顔で答えていた。
イベント中、集まった大阪のファンの熱気に「大阪の人、あったかい!」と綾野自身もテンションが上がり、自分のスマホで観衆とともに写真を撮るというファンサービスをする一幕も。「お祭り映画としてこの映画を楽しんで観て頂ければと思います」とイベントを締めくくった。
なお、巨大龍彦像は17日(火)までの設置予定だったが、好評につき22日(日)まで設置延長が決定した。
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映画『新宿スワンⅡ』は1月21日より全国公開
【CREDIT】
プロデューサー:山本又一朗 脚本:水島力也
監督:園子温 原作:和久井健『新宿スワン』(講談社「ヤンマガKCスペシャル」所載)
キャスト:綾野剛、浅野忠信、伊勢谷友介、深水元基、金子ノブアキ、村上淳、久保田悠来、上地雄輔、広瀬アリス、高橋メアリージュン、桐山漣、中野裕太/中野英雄、笹野高史、要潤、神尾佑、山田優、豊原功補、吉田鋼太郎/椎名桔平
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2017「新宿スワンⅡ」製作委員会