夭折の作家・伊藤計劃の同名デビュー小説をアニメーション映画化した『虐殺器官』が2月3日より公開される。この度、本作の公開初日を記念し【Project Itoh】3作品一挙上映オールナイトイベントが決定した。
昨年公開した前2作品『屍者の帝国』『ハーモニー』に加え、最新作『虐殺器官』を一挙上映。全3作品がコンプリートする。さらに3作品のスタッフが集合し、トークショーを行う予定だ(2月3日から4日にかけて実施)。詳しくは公式サイトまで。
『虐殺器官』は、2009年に34歳の若さでこの世を去った小説家・伊藤計劃のオリジナルの長編3作品を映画化する「Project-Itoh」の第1作となるSFアクション。開発途上にある国々で紛争や虐殺が頻発する中、厳格な管理体制を構築しテロの脅威に対抗する先進諸国。アメリカ情報軍のクラヴィス・シェパード大尉は、それらの虐殺の影にジョン・ポールという謎に包まれた男が関係している事実をつかむ。彼は謎を解き明かすべく特殊暗殺部隊を率いて、彼の行方を追跡していく。
クラヴィス・シェパードを演じる中村悠一をはじめ、ウィリアムズ役に三上哲、アレックス役に梶裕貴、リーランド役に石川界人、ロックウェル役に大塚明夫、ルツィア役に小林沙苗、ジョン・ポール役に櫻井孝宏が出演。監督を「新機動戦記ガンダムW」「アルジェントソーマ」などでキャラクターデザインを手がけた村瀬修功が務める。
映画『虐殺器官』は2月3日より公開
【CREDIT】
原作:「虐殺器官」伊藤計劃(ハヤカワ文庫JA)
監督:村瀬修功
キャラクター原案:redjuice
アニメーション制作:ジェノスタジオ
プロジェクト公式サイト:project-itoh.com
©Project Itoh / GENOCIDAL ORGAN