『ラ・ラ・ランド』E・ストーン×R・ゴズリング、2人で衣装チェンジ合計100回!バリエーション豊かな衣装カット解禁

第74回ゴールデングローブ賞で史上最多7部門受賞、第89回アカデミー賞にて最多14ノミネートを果たしたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』が2月24日より全国公開される。この度、ミア(エマ・ストーン)とセブ(ライアン・ゴズリング)のバリエーション豊かでカラフルなこだわりの衣装写真が解禁となった。

ラ・ラ・ランド

セッション』の監督デイミアン・チャゼルがメガホンを取る本作は、オーディションに受からず落ち込んでいた女優志望のミアと、いつか自身の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願うピアニスト・セバスチャンの恋愛模様を描くミュージカル映画。ヒロインのミアを『アメイジング・スパイダーマン』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のエマ・ストーンが、セブ(セバスチャン)を『きみに読む物語』『ドライヴ』のライアン・ゴズリングがそれぞれ演じる。

ラ・ラ・ランド
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本作の衣装を手がけたのはアカデミー賞衣裳デザイン賞にノミネートされた経験を持つメアリー・ゾフレス。彼女は担当するにあたり、『シェルブールの雨傘』などを研究したが、決して模倣ではなくむしろ、形や色調はミアとセブが暮らす世界に入り込むことでインスピレーションを得て「古典的なミュージカルのように全編を色で溢れさせる」ということを目指したという。その結果今回、ミアとセブはそれぞれ50回もの衣装チェンジを行った。そして彼女とチャゼルはシーンごとに感情を伝える手段として色に集中したと語る。

ラ・ラ・ランド
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ミアがセブと再会しデュエットを踊る黄色のドレスはロマンスの初期段階を象徴するのに少女らしさを意識。更にミアの服には、クラシカルな魅力も添えられた。彼女のバリスタブラウスは、1940年代のイングリッド・バーグマンの美しいショットを元にし、またバーグマンがごく初期のスクリーンテストで着ていたピンク色のホルタードレスと、よく似たドレスも用意された。

このドレスについて「サンフェルナンド・ヴァレーの古着屋で見つけた衣装よ。50年も前のものだけど、今着ても素敵ね」「最初は明るくて強烈な色の服を着せるの。そうすると少女らしさが出る。それから彼女が成長して仕事に入れ込むようになると服の色の彩度を落として、一人前の女性になるシーンでは、文字どおり白と黒の服になる。そして5年後には、同じ女性なんだけど、より洗練された姿になっているの」とゾフレスは説明する。

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また、女優として成功したミアには、甘すぎない色合いとデザインでファッションのこなれ感を演出し、自信に充ち溢れている姿を表現した。エマが高く飛び跳ねる演技をすると、そのドレスは揺れ動き、ひらりと舞う。エマが自分のデザインした衣装をみごとに着こなしていることに「エマは本当に着映えするの。彼女と試着室にいて、実際に、これだ、と思う瞬間が多かった。最高のカンバスだわ」と語っている。

ラ・ラ・ランド
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一方ゴズリングは、少し風変わりな服で上品さを強調。成熟していて特別な人間に見せるために、ほとんどがオーダーメイドで、伝統を感じさせる細身のシルエットの服を着せた。オープニング・シーンの濃い茶色のスーツからロイヤルブルーのスポーツコート、そしてバンドのツアーでの全身黒の衣装と、見た目の色合いも大切にした。また彼は、40年代に人気があったツートンカラーの靴を粋に履きこなす。ゾフレスは、「セバスチャンは過去を自分の人生に取り込むことに情熱を捧げているから、この靴は彼のしるしにもなるの」と語る。ゴズリングはゾフレスの作りだしたものの虜になり、「彼女は、存命の衣装デザイナーで最も優れた人のひとりだ。彼女の衣装のおかげで1940年代と現代の感覚の間のバランスをとることができた」と絶賛したという。

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セリフ、歌、演技、撮影からセットとともに、衣装の細かな部分まですべてが同調して、まるで恋のように不思議とそれぞれの要素がもつ以上のものを作り出した本作。メアリーの衣装が動いた時、その映像美はフレームごとに感覚を増幅する、今まで映画を見て感じたことのない新体験をぜひ劇場で。

映画『ラ・ラ・ランド』は2月24日よりTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開

【CREDIT】
監督・脚本:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J.K.シモンズ
配給:ギャガ/ポニーキャニオン

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