映画『一週間フレンズ。』ハッピーバレンタインイベントが6日、都内・東急プラザ銀座にて行われ、川口春奈、松尾太陽、上杉柊平、高橋春織が登壇。2月10日に22歳の誕生日を迎える川口へ、スキマスイッチがサプライズで主題歌「奏(かなで)」を生披露した。
原作は、月刊「ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス刊)で2011年から昨年春まで連載された葉月抹茶のベストセラーコミック。月曜日になると友達の記憶を失くしてしまう女子高生・藤宮香織と、そんな彼女をひたむきに想い続ける心優しい同級生・長谷祐樹の2人が織りなす、ピュアで切ない青春ラブストーリー。女子高生・藤宮香織を川口春奈が、同級生・長谷祐樹を山﨑賢人がそれぞれ演じるほか、祐樹の親友・桐生将吾役に「超特急」7号車・タカシこと松尾太陽、川口演じる香織の過去を知る転入生・九条一役に上杉柊平、祐樹の幼なじみ・山岸沙希役に高橋春織らが共演する。
イベントは、会場に集まったファンから事前に募ったバレンタインに関する質問からクロストークを展開。「バレンタインに告白する・される最高のシチュエーションは?」という声に上杉が「僕はさらっと渡されるのが好きで、グッと渡されて『じゃあね!』みたいな。そのあとの妄想がたまらないです!」と吐露。すると川口も「それだ!」と共感し、「さらっと渡したいです。その人のことを考えて、夜な夜なチョコを作って、お手紙とかも書いて『ほい!』みたいな。それだ!」と笑顔をのぞかせた。
松尾は「ロッカーとか机の中に入っているっていうのが憧れ。誰もが学生時代の時に『あるかな〜?なかったわ!!』みたいなことってあると思うんです。それが実際に実現していたらすごく嬉しいと思う」と明かす。MCカラ「そんな経験はたくさんあるのでは?」と問われると、「(エピソードが)あったら言いたいんですが、ないんですよ(笑)悲しいことに...そのために家の前とかにロッカー置いておこうかな!お待ちしております!お願いします(笑)」とはにかんでいた。
続けて、「自分から告白したことがありません。フラれるのが超絶こわいです!」という本音に、松尾は「シャイなのかな...僕も言えないです!」とポロリ。すると川口から「言いなさいよ!男の子からいこうよ(笑)」とツッコミが入り、会場には笑い声が溢れた。改めて松尾は「こわいっていう気持ちに誰しもなると思うんです。勇気を振り絞るから。それをあえてカラ元気でもなんでもいいんで『絶対に成功するんだ!』っていう暗示をかけて挑んだらいいんじゃないかな」とアドバイスを贈っていた。
また、「好きな人に振り向いてもらうには?」という悩みに、高橋は「たまに『かっこいいじゃん!』って声かけてみるとか、ちょっとボディタッチしてアピールしてみるとか。ダメだったら引いちゃうかもしれないけど…」と困り顔。松尾は「僕とか結構消極的な方なので、積極的に来てくれるとインパクトが残る。いいんじゃないかなって思います!」とフォローしていた。最後にカップルから「お互いシャイでなかなか想いを伝えることができません!」という声に、川口は「それは交換日記しかない!」とズバリ。映画のストーリーとつなげてアドバイスしていた。
イベントでは、2月10日に22歳の誕生日を迎える川口へ、主題歌を歌うスキマスイッチの2人がサプライズ登場。彼らの代表曲でもある「奏(かなで)」を、常田真太郎が奏でるピアノの音色にのせて、大橋卓弥がしっとりと力強く歌い上げた。終始、涙を流しながら嚙みしめるように聴き入っていた川口。会場が感動の余韻に包まれる中、「びっくりしました。『奏(かなで)』はもう大好きな歌。歌詞も『一週間フレンズ。』の世界観にすごく合っていて、すごく大事な作品に、大好きな『奏(かなで)』を使わせていただいてすごく光栄です。嬉しいです」と喜びをあらわにした。
大橋は「川口さんを驚かそうとみんなで協力したサプライズだったので、緊張しましたね。『奏(かなで)』は僕らにとって大切な曲ですし、13年前の曲。それを今こうして映画に使っていただいてありがたいです。映画も拝見させていただいたんですが、とても素敵な使い方をしていただいていたので、すごく感謝しています」と述べた。また、常田も「昔作った曲をこういう形で演奏できて本当に嬉しいです。光栄です。(誕生日)おめでとうございます」と語った。
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映画『一週間フレンズ。』は2月18日より全国公開
【CREDIT】
監督:村上正典 脚本:泉澤陽子
原作:葉月抹茶「一週間フレンズ。」(ガンガンコミックスJOKER/スクウェア・エニックス刊)
出演:川口春奈 山﨑賢人 松尾太陽 上杉柊平 高橋春織 古畑星夏 戸次重幸
配給:松竹株式会社 公式サイト:http://ichifure.jp
©2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会