クリスマスを舞台に19人の老若男女が織りなす様々な愛を描いたリチャード・カーティス監督による『ラブ・アクチュアリー』の続編、『レッド・ノーズ・デイ・アクチュアリー/Red Nose Day Actually(原題)』が現地時間3月24日に英 BBC One で放送される。
続編となる『レッド・ノーズ・デイ・アクチュアリー/Red Nose Day Actually(原題)』は10分間のショートフィルムであり、2017年現在『ラブ・アクチュアリー』に出演した彼らの様子に迫る作品。ヒュー・グラント、キーラ・ナイトレイ、コリン・ファース、リーアム・ニーソン、ビル・ナイ、ローワン・アトキンソンらイギリスを代表する豪華俳優たちが再び一同を介することになる。
「レッド・ノーズ・デイ」とはそもそもカーティス監督らによって1985年に立ち上げられたコミック・リリーフという団体が主宰する2年に1度のチャリティイベント。かつては日本でもおなじみのテレビシリーズ「Mr.ビーン」の特別映像も製作されるなどしており、現在ではレッド・ノーズ・デイを英米で開催することから、「自身の作品から特別な作品を作ることは面白いアイデアだと思う」とカーティス監督は語っている。
カーティス監督によれば、「まさか続編を書くなんて夢にもおもっていなかった」とのことだが、「彼らがいまどうしているかを知る10分間の映画なら面白いかもしれない。誰が上手に歳をとったのかな。僕はそれが1番の関心ごとだと思うけど、それはやっぱりリーアム・ニーソンなのかな」と本作について説明しつつ、「前作から14年の時を経て再び一同を介するのは、きっとノスタルジックな瞬間になる」とし、「多くの人にこの作品を見て欲しいし、レッド・ノーズ・ショーを通じて寄付が集まればいい」とその抱負を語った。
2003年のクリスマスから14年後の未来。彼らがどんなふうにいまを生きているか今春明らかになる。