映画『ピーチガール』“ももの節句”ひなまつりイベントが28日、都内・東京大神宮にて行われ、主演の山本美月、伊野尾慧(Hay! Say! JUMP)、監督の神徳幸治が出席した。
本作は、見た目は派手だけど中身は超ピュアな女子高生・安達ももが、とある勘違いから学校一のモテ王子・カイリに一方的にキスをされ、学校中の噂になったことから巻き起こるドタバタ恋愛模様を描く。もも役に山本美月、カイリ役に伊野尾慧、真面目で硬派なさわやか男子・とーじ役に真剣佑、最強の小悪魔・沙絵役に永野芽郁が名を連ねる。
本作初のキックオフイベントとなったこの日、今の心境を聞かれた山本は「撮影していたのが随分前な気がしていて、やっとここまで来たんだなって。『公開まであと81日』という文字を見て、だんだん近づいているんだなと思いました」とにっこり。役柄についてMCから問われると、「肌をどれくらい黒くするか、髪をどのくらい明るくするかを考えて、その結果こんな感じ(ポスタービジュアルのような)になりました」とコメントした。映画初出演にして初主演となった伊野尾は「いま思い返すと懐かしい気持ちもあるんですが、こうして宣伝が始まると楽しかった思い出が蘇りますね!改めてスクリーンで観ると、景色だったりがとても綺麗で。初めて(完成したものを)観たときは感動しましたね」と語る。
また、本作で初共演となったお互いの印象を聞かれると、山本が「キャスト決まって初顔合わせのとき。大学ではお互い存在は知っていたんですが、仕事で会った時のキラキラ感!さすがだなって思いました、輝いてた!」と、同じ時期に明治大学(山本は農学部生命科学科を2014年卒、伊野尾は理工学部建築学科を2013年卒)に通っていた間柄だけに、伊野尾は「美月ちゃんとは(キャンパス内で)お話しする機会はなかったんですが、お見かけしたときはキラキラしてました。撮影の時も僕が映画初めてだったので、いろんな面で支えてくれて、助けられたことがありましたね」と明かしていた。
続けて伊野尾は「映画に対して打ち込む姿が本当に真面目で、すごく負けず嫌いなんですよね。女性だけどカッコイイなって思います!」と山本の印象を明かす。山本は「監督の無茶振りがすごくて、意地悪な演出をするので、絶対に負けないって思いながらやってました(笑)監督が『あんまり走らない』って言っていたシーンも、走るの苦手なのにすっごい走りましたね!」と撮影を振り返っていた。また、伊野尾の印象を聞かれると「すごく真面目でピュアなんです。ちゃんとカイリとしてももちゃんを愛してくれてるのが伝わってきて...もう子犬のようでした!いや、カイリくんは子犬のようで、伊野尾くんは猫でした」と笑顔をのぞかせた。
一方、劇中で女装に挑戦した伊野尾へ「女性になったらやってみたいことは?」という質問が。伊野尾は「女子会とかしてみたいですね。素敵な男性に壁ドンされてみたいですよ!されてドキドキしてみたいなと思います」と笑顔で答えていた。そんな伊野尾の女装姿に、山本は「足とかもう完璧でした!」と絶賛。伊野尾は「これまで生きてきた25年間(撮影当時)一度もお別れしたことがなかったすね毛たちを全部剃って...その時見た足は自分から見ても綺麗だった!」と自画自賛し、笑いを誘っていた。
映画『ピーチガール』は5月20日より全国公開
【CREDIT】
出演:山本美月 伊野尾慧(Hey! Say! JUMP) 真剣佑 永野芽郁
原作:上田美和「ピーチガール」(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:神徳幸治
配給:松竹
公式サイト:http://peachgirl-movie.jp
©2017「ピーチガール」製作委員会 ©上田美和/講談社