喰うか、喰われるか！ニコラス・ケイジ主演のクライム・サスペンス『ドック・イート・ドック』6月日本公開

2017年3月17日

『ナショナル・トレジャー』や『ゴーストライダー』シリーズでおなじみニコラス・ケイジの主演最新作「DOG EAT DOG（原題）」が、『ドック・イート・ドック』の邦題で6月17日に日本公開されることが決定した。

裏社会を舞台に、まさに“喰うか、喰われるか”＝“DOG EAT DOG“の息詰まる状況をぶっ飛んだトリップ映像と共に容赦ないバイオレンス描写で描いたクライム・サスペンス。長年の刑務所勤めを終え、シャバに出てきたトロイはムショ仲間だったコカイン中毒のマット・ドッグ、巨漢の取り立て屋ディーゼルと再会。お先真っ暗な人生とサヨナラしたい3人は、イカれた地元ギャングの首領から、ある仕事の依頼を受ける。それは借金を返済しない男の赤ん坊を誘拐すること。一見、簡単に見えた報酬75万ドルの大仕事だったが、事態は最悪な展開を招き、3人は追われる身となってしまう。

原作はクエンティン・タランティーノも絶賛した、エドワード・バンカーの同名小説。主人公トロイを『ナショナル・トレジャー』『ゴーストライダー』のニコラス・ケイジが、キレたら止まらないマット・ドッグを『処刑人』『ジョン・ウィック』のウィレム・デフォーが巨漢のディーゼルをTVドラマ「ウォーキングデット」『ビリー・リンの永遠の一日』などで注目浴びるクリストファー・マッシュ・クックが演じる。

史上最凶トリオが“死か？勝利か？”の一世一代の賭けに出る超ハードボイルド＆極バイオレンスな今作の監督は『アメリカン・ジゴロ』『キャット・ピープル』で知られるポール・シュレイダー。『ラスト・リベンジ』に続き、ケイジとは2度目のコラボとなる本作では監督自身も物語のキーパーソンとなるギャングの首領を好演。第69回カンヌ国際映画祭の「監督週間」部門でクロージング上映され、観る者のド肝を抜いた泣く子も黙る衝撃作が遂に日本上陸する。

映画『ドッグ・イート・ドッグ』は6月17日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

【CREDIT】
監督：ポール・シュレイダー
脚色：マシュー・ワイルダー　
出演：ニコラス・ケイジ、ウィレム・デフォー、クリストファー・マシュー・クック、オマール・ドーシー、ポール・シュレイダー
原作：エドワード・バンカー「ドッグ・イート・ドッグ」(早川書房)　