永井豪の原作アニメがモチーフ、超人パワーを得たチンピラが正義に目覚めていく『鋼鉄ジーグ』本予告

永井豪の日本製アニメ「鋼鉄ジーグ」を重要なモチーフにし、本年度イタリア・アカデミー賞(ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞)にて最多7部門受賞という快挙を成し遂げたイタリア映画が『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』の邦題で5月20日に公開される。この度、本予告編が到着した。

鋼鉄ジーグ

本作は、1975年に日本で放送開始、79年にイタリアで放送された永井豪原作アニメ「鋼鉄ジーグ」を重要なモチーフにしたダークヒーロー・エンターテインメント。テロの脅威に晒される荒廃したローマ郊外を舞台に、ふとしたきっかけで超人的なパワーを得てしまった孤独なチンピラ・エンツォが正義に目覚めるさまを描く。

監督は、本作が長編デビューとなるガブリエーレ・マイネッティ。主人公エンツォ役に、『海と大陸』『緑はよみがえる』で知られるクラウディオ・サンタマリアが、体重を20キロ増量して臨んだ。『ダークナイト』のヒース・レジャーを彷彿とさせる敵のジンガロをルカ・マリネッリが演じる。解禁された特報では、俳優の遠藤憲一がナレーションを担当している。

鋼鉄ジーグ

完成した本予告編では、超人パワーを手に入れたエンツォを取り巻く人物たち、アニメ「鋼鉄ジーグ」のファンで空想の世界に生きるヒロイン・アレッシアや、エンツォの存在を疎ましく思う宿敵ジンガロも登場。初めてエンツォに会ったアレッシアが「あんたアマソの手先?」と、アニメ「鋼鉄ジーグ」の登場人物の名前が登場するなど、随所にアニメの要素が散りばめられている。

映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』は5月20日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開

【CREDIT】
監督・音楽・製作:ガブリエーレ・マイネッティ
出演:クラウディオ・サンタマリア、ルカ・マリネッリ、イレニア・パストレッリ、ステファノ・アンブロジ、マウリツィオ・テゼイ、フランチェスコ・フォルミケッティ、ダニエーレ・トロンベッティ、アントニア・トルッポ、サルヴォ・エスポジト、ジャンルカ・ディ・ジェンナー
配給:ザジフィルムズ

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