「ゴジラ」シリーズ初のアニメーション映画『GODZILLA』のティザービジュアル第2弾が解禁され、サブタイトルが「怪獣惑星」に決定した。
「ゴジラ」約60年という歴史で初挑戦となるアニメーション映画には2人の監督を起用。劇場版『名探偵コナン』の監督を11年から務め、昨年公開された劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』ではシリーズ最高63.1億円の興行収入を叩きだした静野孔文と、『亜人』のテレビシリーズと劇場版にて監督・総監督を務めた瀬下寛之がタッグを組む。
ストーリー原案・脚本を『魔法少女まどか☆マギカ』『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズで知られるニトロプラス・虚淵玄が務める。アニメーション制作は『シドニアの騎士』『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』などを手がけたCGスタジオ「ポリゴン・ピクチュアズ」が担当する。本作のキャスト陣には、梶裕貴、櫻井孝宏、杉田智和、諏訪部順一、花澤香菜、宮野真守といった数々のヒット作にてメインキャストを務めてきた豪華声優陣が名を連ねる。
ビジュアルには、未来のスキンスーツをまとい、険しい表情をした主人公・ハルオがこちらに向かってくる姿が描かれ、その背後の空には、まさに着陸しようとする複数の宇宙船(揚陸艇)と編隊を組む複数の機体が、地上には二足歩行ロボットやバイクのような形状をした兵器(ホバー)も描かれている。
ストーリー
巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、人類は敗走を重ね、ついに地球脱出を計画。そして2048年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船・アラトラム号で11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指し旅立った。しかし、20年かけてたどり着いたタウ星eの地球との環境条件差は、予測値を遥かに上回り、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。
移民船に乗る一人の青年・ハルオ。4歳の時に目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた。移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」は主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。
だが、帰還した地球は、既に二万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。果たして人類は地球を取り戻せるのか。そして、ハルオの運命は──。
アニメーション映画『GODZILLA』は11月全国公開
【CREDIT】
監督:静野孔文/瀬下寛之
ストーリー原案・脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
出演:梶裕貴・櫻井孝宏・杉田智和・諏訪部順一・花澤香菜・宮野真守(五十音順)
製作:東宝 制作:ポリゴン・ピクチュアズ
公式サイト:http://godzilla-anime.com
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