神谷浩史「”天下の野沢雅子”でさえ試行錯誤している」『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』

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左から児玉徹郎監督、神谷浩史、野沢雅子、古川登志夫、宮野真守、入野自由

全世界待望のドラゴンボールシリーズ最新作『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の初日舞台挨拶が6月11日、新宿バルト9で開催され、レギュラー声優の野沢雅子、古川登志夫に加え、入野自由、神谷浩史、宮野真守、監督の児玉徹郎が登壇した。

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(C)バード・スタジオ/集英社 (C)「2022 ドラゴンボール超」製作委員会
全世界興行収入135億円のメガヒットを記録した『ドラゴンボール超 ブロリー』(2018)。 あれから 4年、『ドラゴンボール超』シリーズの最新映画が原作者の鳥山明の脚本とキャラクターデザインにより、さらなる「覚醒」を遂げ登場する。

かつて、孫悟空により壊滅させられた悪の組織「レッドリボン軍」。 その意志を継いだ者たちが、新たに最強の人造人間「ガンマ1号&ガンマ2号」を生みだした。 彼らは自らを「スーパーヒーロー」と名乗り、ピッコロ、悟飯らを襲い始める。果たして新生レッドリボン軍の目的とはー。

最初に孫悟空・孫悟飯・孫悟天役の野沢が「オッス、オラ悟空!よろしくお願いします、悟飯です」と挨拶をすると、ピッコロ役の古川は「待たせたな、魔貫光殺砲!」と二人とも冒頭の挨拶から会場を盛り上げた。

野沢は「いつもは悟空が主で暴れまくっていたのですけれど、今回は悟飯が主で動くので、とても暖かくていい作品になっています」と紹介。古川は「ピッコロが非常に厳しい訓練を幼い悟飯にしていたとき、スタジオでマコさん(野沢雅子)と八奈見乗児さんから『小さい子相手に思いっきり戦ってるんじゃない!』と怒られてばかりいた(笑)」と当時を振り返る。「それから数十年後に、その師弟関係の二人の映画が作られるなんて。マネージャーさんから話を聞いたときは、舞空術で空を飛んでいるような気分になりましたね」と語った。

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野沢雅子

今回の新キャラクター、Dr.ヘド役の入野は、「ドラゴンボールがずっと大好きでいつか出たいなと思っていた」と答え、Dr.ヘドという役について「悪者なんですけど『やったー!』って。オーディションで決まった時は、嬉しいを”限界突破”していた」と喜びを語った。

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入野自由

こちらも新キャラクター、ガンマ1号役の神谷は「大好きなマコさんの隣に立てるなんて、本当に声優を続けていて良かった」とコメント。オファーを受けた際を振り返り「ハッチャン(人造人間8号)からずっと連なる、人造人間の新規ナンバリングで1号になれるって、いいんですか?まずそこからですよね」と今作に携われた喜びを滲ませた。

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神谷浩史

さらにガンマ2号役の宮野真守は「今日もいっぱいちびっ子が見に来てくれていて。ああやって僕も目をキラキラさせながらドラゴンボールを観ていた。彼らが声優になって、ドラゴンボールに出るかもしれない。ずっと続いているレジェンド級の作品に参加できて本当に幸せ」と語り、「ファンがワクワクする展開を用意してくれている。素敵なものがいっぱい詰まっている映画です」と本作を紹介した。

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宮野真守

古川と共演した時のことを聞かれ、宮野は「心のなかでずっと『本物だ、ピッコロさんだ!』って」と当時の心境をコメント。古川に「その前に何度も会ってるんですよ」と指摘されると宮野は「古川さんは僕の中でやっぱり特別。子供の頃は真似事でやっていたが、一緒に演じて”本物”にしていただいた感があった」としみじみと語った。古川は宮野の初対面での印象について「なんて多彩な演技力を持った人なんだろうと。しゃべりながら笑う、泣く。そんな難しいことをお手の物でやってしまう」と絶賛。「人気実力ともにあるこのお三方と一緒に出来て、大変勉強になった」と今回の共演を振り返った。

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神谷と共演をした野沢は「最高ですよ。とってもやりやすい。こんなことを言うとなんですけど、美容室が一緒なんですよ」と話し、会場の笑いを誘った。神谷は「野沢さんの存在は特別ですよね。富士山が見えると得した気持ちになりません?あんな気持ちで、マコさんに会うと幸せになる。一緒のスタジオで戦えるのもすごい嬉しくて」と野沢への想いを語った。また、野沢と一緒にアフレコできたことに触れ、「最近は相手の収録されたものを聞きながらの収録もあり、相手の完成までの試行錯誤が見えない。『この人は完璧にできているのに、なんで自分はできないんだろう』と感じるんですね。野沢と一緒に作業をしていると、マコさんでさえ本番に対して試行錯誤をしている。”天下の野沢雅子”でさえあるんだ、と目の当たりにして、がんばろうって。試行錯誤してマイクに立つのでいいんだ、と思えて嬉しかった」と語った。

最後の挨拶で野沢は「『ドラゴンボール』というのは、絶対に裏切りません。観ていただいて楽しんでいただけると思いますので、皆さん1人が5人に宣伝してください」と会場に呼びかけて締めくくった。

(取材/写真:曽根真弘)

映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は大ヒット上映中!
原作・脚本・キャラクターデザイン:鳥山明
監督:児玉徹郎
作画監督:久保田誓 音楽:佐藤直紀 美術監督:須江信人
色彩設計:永井留美子 CGディレクター:鄭載薫
声の出演:野沢雅子/古川登志夫/久川綾/堀川りょう/田中真弓/草尾毅/皆口裕子/入野自由/神谷浩史/宮野真守/ボルケーノ太田/竹内良太 ほか
配給:東映

公式サイト:2022dbs.com 公式SNS:@DB_super2015

(C)バード・スタジオ/集英社 (C)「2022 ドラゴンボール超」製作委員会

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