1970年代一世を風靡した永井豪原作の巨大ロボットアニメ「マジンガーZ」が映画化。この度、『劇場版マジンガーZ』(仮題)の超特報映像が解禁となった。
1972年に漫画家・永井豪によって「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された「マジンガーZ」。本作では、世界征服を目論むDr.ヘル率いる“機械獣”とスーパーロボット・マジンガーZを操る兜甲児を中心とした人間たちとの壮絶な戦いを描く、テレビシリーズの世界を起点とした新たな物語が展開される。
解禁された超特報映像には、闇に浮かぶマジンガーZの各パーツを舐めるようにカメラが流れ、「ロボットアニメの原点にして頂点」「それは、神にも悪魔にもなれる──」というキャッチコピーの中、足、拳、そしてブレストファイヤーと思われるパーツがお目見え。さらに映像には、ファンにはたまらないパイルダー(操縦席)、そして気になるマジンガーZの顔も瞬間的だが映されている。
合わせて主演声優も発表され、主人公・兜甲児役に森久保祥太郎、ヒロイン・弓さやか役に茅野愛衣が抜擢。伝説的アニメーションのメインキャラクターを演じる。また『ONE PIECE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜』の志水淳児が監督を務めるなど、メインスタッフも発表された。
また、本作の世界先行公開が決定。永井は、東京ビッグサイトにて開催されたAnimeJapan 2017『劇場版マジンガーZ』(仮題)起動記念イベントにおいて、「マジンガーZは世界の様々な地域で親しまれている作品です。今までマジンガーを支えてくれた様々な国のファンの皆様への感謝とともに、今回の映画化作品は世界の皆さんにもお届けしたいと思います。それでは世界の劇場にパイルダーオン!」とビデオメッセージを寄せた。公開地域は随時発表される予定。
永井豪 コメント全文
私の愛するマジンガーZが復活します。誕生から45年、この私も漫画家をはじめて50年、この記念すべき年に再びマジンガーZを皆様にお届け出来る事を嬉しく思います。また、マジンガーZは世界の様々な地域で親しまれている作品です。今までマジンガーを支えてくれた様々な国のファンの皆様への感謝とともに、今回の映画化作品は世界の皆さんにもお届けしたいと思います。それでは世界の劇場にパイルダーオン!
『劇場版マジンガーZ』(仮題)の公開日は未定
(C)永井豪/ダイナミック企画・MZ