全米、中国、日本を制圧し、大ヒット爆走中の『キングコング:髑髏島の巨神』で主演をつとめ、"トムヒ"の愛称で世界中から注目を浴びているトム・ヒドルストン。この度、全世界での大ヒットを祝い、ロンドンから、メキシコ、LA、東京、北京まで、5大都市を駆けたトム・ヒドルストンのメモリアルショットが到着した。あわせて、トム演じる元英陸軍特殊部隊ジェームズ・コンラッドに迫る特別映像も解禁となった。
トム・ヒドルストンはベネディクト・カンバーバッチ、エディ・レッドメインと並んで、イギリス人俳優の“新御三家”の一人。スコットランド出身の科学者の父、貴族の家系の血を引く舞台マネージャーである母を両親に持つ名家出身。イギリス屈指の名門イートン校からケンブリッジ大を卒業後、王立演劇学校で学んだエリートコースを進んだサラブレッド俳優だ。トムの名を世界的に知らしめた『マイティ・ソー』でロキを演じて大ブレイク、ウディ・アレンやスピルバーグ、ジム・ジャームッシュなど、世界の名監督の作品へ出演が続いている。ダニエル・クレイグに続き、7代目のボンド候補の一人としても注目されている。
3月に初来日したトム・ヒドルストンと接したマスコミ女性陣からは、「知性的でフレンドリー」、「お茶目な一面があってカワイイ」、「育ちの良いオーラが全身から出ている」など、熱烈指示のリアクションが続々。ジャパンプレミアのオレンジカーペット102メートルをひとしきり歩いた後、更にファンの元に戻ってセルフイーに応じるなど、日本のファンへも英国紳士な神対応を見せた。
トムは今回の役について「僕はいつも大自然の難局を耐え抜く人間に魅力を感じてきた。それがコンラッドなんだ」と語る。トムは、撮影開始の1年半前に出演が決まった。すぐにリサーチに取りかかり、舞台となるベトナム戦争のあまり知られていない側面を紐解いていった。「イギリスは公式にはこの戦争に参加していなかった。でも掘り下げていくと、英特殊部隊が秘密裏にカンボジアやインドネシアに派遣されていたことがわかったんだ。ジャングルでの戦闘についての専門知識を生かし、米軍や南ベトナム軍の兵士たちを訓練するためにね」と説明した。「コンラッドがどんな人間か、そして、大きな挑戦が待ち受ける冒険に乗り出したとき、彼は信念に基づいて行動するのか、しないのか。監督やプロデューサーたちと協力して、そういう彼の立ち位置を作り上げていくチャンスをもてたことにワクワクしたよ」と役作りを振り返った。
ハリウッド史上最大のコングには、「僕たちは文明人である一方で、自分たちより何か大きいものがどこかにいるといまだに意識している。コングは、そんな人間の内面の衝突を体現する存在だ。どうやってこの巨大な生物と調和するのか? 彼は恐ろしい自然の力そのものであり、知性と感覚を兼ね備えた生物でもある。その知性は僕たちのものとは違うかもしれないけれど、それでもなお高度な知性なんだ」と分析した。「この任務では、コンラッドの豊富な経験と知識でさえ、何か新しく、何か原始的で巨大なものによって打ち負かされるかもしれないんだ」と言い添えた。
こうして、トムがスタッフやキャストたちと長い準備期間をかけて準備したコンラッドというキャラクターが生まれた。「(戦争が終わり)喪失感を感じている、厭世的でシニカルで、多くの戦闘を見て来たコンラッドが、コングと出会うことによって変わっていく。彼の島での経験には、とても謙虚にさせられるところがある。彼の中の何かが覚醒するんだ。自然界のパワーに感嘆するんだよ」と語っている。
本作は、2014年に『ゴジラ』シリーズをリブートして世界的に成功を収めたレジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが再びタッグを組み、大自然の真の“キング”を新たな視点で描くスペクタクル超大作。監督をジョーダン・ヴォート=ロバーツが務め、調査遠征隊のリーダー・コンラッド役をトム・ヒドルストンが演じ、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが戦争写真家ウィバーに扮する。すでにシリーズ化も決定し、2019年3月には『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ(原題)』、2020年には“GODZILLA(ゴジラ)”と対峙することも発表されている。
映画『キングコング:髑髏島の巨神』は大ヒット公開中
【CREDIT】
出演:トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・C・ライリー、他
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
公式サイト:www.kingkong-dokuro.jp
©2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED