『トランスフォーマー/ロスト・エイジ』『ローン・サバイバー』のマーク・ウォールバーグ主演、2010年にメキシコで起こった海底油田爆発事故の知られざるドラマを描いた『バーニング・オーシャン』が4月21日に公開される。この度、オイルにまみれたキャラクター5人の新ビジュアルと特別映像が解禁となった。
2010年4月20日、メキシコ湾沖合80km水深1,522mの海上で、海底油田掘削作業中だった石油掘削施設“ディープウォーター・ホライゾン”で、技術的不手際から掘削中の海底油田から逆流してきた天然ガスが引火爆発。海底へ伸びる5500mの掘削パイプが折れて大量の原油がメキシコ湾へ流出した大事故。『ローン・サバイバー』の監督ピーター・バーグが再びマーク・ウォールバーグを主演に迎え、被害の拡大を食い止めようとする現場作業員と彼らの決死の脱出を壮大なスケールで描き出す。
「必ず生き残るんだ」と決死の覚悟で仲間を助ける電気技師・マイクを演じたウォールバーグは、「これは誰かを責め立てる映画ではなく、亡くなった方に敬意を捧げる映画」だと語る。犠牲者の多くが属していた掘削チームの作業員として身体を張った演技を披露し、美形にも関わらず泥と石油まみれになったディラン・オブライエンに対して、ピーター・バーグ監督は「私は彼にひどいことをした。顔を泥水まみれにして、彼だと分からない。プロデューサーからも彼の顔が見えないという声が出たが、私は『それが現実だ』と」と現実に沿った演出にこだわったことや、ディランの献身的な演技を高く評価していることを明かした。
また、同時解禁された特別映像のタイトルは「制御不能」。休暇から“ディープウォーター・ホライゾン”へと戻ったマイクたちは笑顔で再会を喜ぶ。だが、泥水を全部汲み上げようとした途端、施設内で大異変が起こる。至る所から泥水が噴き出し、作業員たちを吹き飛ばす。そして、海中からのガスに引火、施設は大爆発を起こしてしまう。アメリカ史上最大級の“人災”とされる大事故を圧倒的な臨場感とリアルな描写で描く本編に期待が高まるものとなっている。
映画『バーニング・オーシャン』は4月21日全国公開
【CREDIT】
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、カート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ジーナ・ロドリゲス、ディラン・オブライエン、ケイト・ハドソン
配給:KADOKAWA 公式サイト:http://burningocean.jp
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