『ダークナイト』ジョーカー役ヒース・レジャーのドキュメンタリー誕生、トライベッカ映画祭でワールドプレミア上映

2017年4月10日

『ダークナイト』の狂気に満ちたジョーカー役でアカデミー賞助演男優賞を受賞したヒース・レジャー。その内面に迫るドキュメンタリー映画『I Am Heath Ledger（原題）』がアメリカ現地時間4月19日（水）に開幕するトライベッカ映画祭でワールドプレミア上映されることが明らかになった。

本作は90分間のドキュメンタリー。公開された予告編に映るレジャーはカメラを手に持ち、カメラを見ては観客をいざなうかのように画面に語りかける。レジャーをよく知る家族や友人、そして『ブロークバック・マウンテン』で監督を務めたアン・リーや、トップクラスのアーティストであるベン・メンデルスゾーン、ナオミ・ワッツ、ベン・ハーパーらのインタビューを通じてヒース・レジャーという1人の人物像を改めて描き出す。

「ヒースはいつも監督だった。演技をすることは単に監督への道のりだった」と語られ、同時代に最も才能あるアーティストのひとりとして評価されながらも、28歳という若さで亡くなったヒース・レジャーのドキュメンタリー映画『I Am Heath Ledger』がトライベッカ映画祭にてワールドプレミアを迎える。